Dynamic Link Manager Software ユーザーズガイド(Solaris®用)
HDLMデバイス非構成機能を使用することによって,日立ストレージシステムのデバイスをLU単位でHDLMの管理対象外にできます。HDLMデバイス非構成機能の使用方法を次に説明します。
- HDLMの管理対象外にするLUがある場合には,HDLMドライバ非構成定義ファイル(/opt/DynamicLinkManager/config/dlmfdrv.unconf)をテキストエディタで編集します。
管理対象外にするLUを定義している行のうち,LDEV属性行の先頭にある「#」を削除してください。それ以外の編集はしないでください。HDLMドライバ非構成定義ファイル(/opt/DynamicLinkManager/config/dlmfdrv.unconf)の編集例を次に示します。図3-6 /opt/DynamicLinkManager/config/dlmfdrv.unconfファイルの例(編集前)
図3-7 /opt/DynamicLinkManager/config/dlmfdrv.unconfファイルの例(編集後)
網掛けの部分が編集個所です。- HDLMドライバ非構成定義ファイル(/opt/DynamicLinkManager/config/dlmfdrv.unconf)の内容をHDLMドライバ構成定義ファイル(/kernel/drv/dlmfdrv.conf)に反映します。
HDLMドライバ構成定義ファイル作成ユティリティ(dlmsetconf)を実行します。# /opt/DynamicLinkManager/bin/dlmsetconf -u- 再構成オプションを指定してホストを再起動します。
次に示すコマンドのうち,どちらかを実行してください。
- # reboot -- -r
- okプロンプトでboot -r
- 次のコマンドを実行して反映を確認します。
# /opt/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr view -drvHDLMの管理対象外にしたLDEVが表示されていないことを確認してください。
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