Dynamic Link Manager Software ユーザーズガイド(Solaris®用)

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3.5.6 HDLMの新規インストール時のHDLMデバイスの非構成機能

HDLMデバイス非構成機能を使用することによって,日立ストレージシステムのデバイスをLU単位でHDLMの管理対象外にできます。HDLMデバイス非構成機能の使用方法を次に説明します。

  1. HDLMの管理対象外にするLUがある場合には,HDLMドライバ非構成定義ファイル(/opt/DynamicLinkManager/config/dlmfdrv.unconf)をテキストエディタで編集します。
    管理対象外にするLUを定義している行のうち,LDEV属性行の先頭にある「#」を削除してください。それ以外の編集はしないでください。HDLMドライバ非構成定義ファイル(/opt/DynamicLinkManager/config/dlmfdrv.unconf)の編集例を次に示します。

    図3-6 /opt/DynamicLinkManager/config/dlmfdrv.unconfファイルの例(編集前)

    [図]

    図3-7 /opt/DynamicLinkManager/config/dlmfdrv.unconfファイルの例(編集後)

    [図]

    網掛けの部分が編集個所です。
  2. HDLMドライバ非構成定義ファイル(/opt/DynamicLinkManager/config/dlmfdrv.unconf)の内容をHDLMドライバ構成定義ファイル(/kernel/drv/dlmfdrv.conf)に反映します。
    HDLMドライバ構成定義ファイル作成ユティリティ(dlmsetconf)を実行します。
     
    # /opt/DynamicLinkManager/bin/dlmsetconf -u
     
  3. 再構成オプションを指定してホストを再起動します。
    次に示すコマンドのうち,どちらかを実行してください。
    • # reboot -- -r
    • okプロンプトでboot -r
  4. 次のコマンドを実行して反映を確認します。
     
    # /opt/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr view -drv
     
    HDLMの管理対象外にしたLDEVが表示されていないことを確認してください。

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