HDLMの動作環境を参照,または設定する手順について説明します。
(1) 動作環境を参照する
動作環境を参照するには,HDLMコマンドのviewオペレーションに-sys -sfuncパラメタを指定して実行します。
コマンドの実行例を次に示します。
# /usr/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr view -sys -sfunc
HDLM Version : x.x.x-xx
Service Pack Version :
Load Balance : on(extended lio)
Support Cluster :
Elog Level : 3
Elog File Size(KB) : 9900
Number Of Elog Files : 2
Trace Level : 0
Trace File Size(KB) : 1000
Number Of Trace Files : 4
Path Health Checking : on(30)
Auto Failback : off
Intermittent Error Monitor : off
Dynamic I/O Path Control : off(10)
KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view, 終了時刻 = yyyy/mm/dd hh:mm:ss
#
監査ログの動作環境を参照するには,HDLMコマンドのviewオペレーションに-sys -audlogパラメタを指定して実行します。
コマンドの実行例を次に示します。
# /usr/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr view -sys -audlog
Audit Log : off
Audit Log Category : -
Audit Log Facility : -
KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view, 終了時刻 = yyyy/mm/dd hh:mm:ss
#
表示される項目と説明については,「6.7 view 情報を表示する」を参照してください。
(2) 動作環境を設定する
HDLMの動作環境を設定するには,HDLMコマンドのsetオペレーションを実行します。HDLMコマンドのsetオペレーションで次の機能を設定できます。
各機能の設定については,「6.6 set 動作環境を設定する」を参照してください。
例えば,障害ログ採取レベルを設定する場合は,HDLMコマンドのsetオペレーションに-ellvパラメタを指定して実行します。確認メッセージに対して,コマンドを実行する場合は「y」を,実行しない場合は「n」を入力してください。
コマンドの実行例を次に示します。
# /usr/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr set -ellv 1
KAPL01049-I オペレーションを開始します。オペレーション名 = set。よろしいですか? [y/n] : y
KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = set, 終了時刻 = yyyy/mm/dd hh:mm:ss
#
設定した内容が反映されているかどうか確認するには,「(1) 動作環境を参照する」の手順を実行してください。