A.1 HDLM EX 6.2とそれ以前のバージョンのHDLM EXの差異
- HDLM EX 6.1以前では,OSのmksysbコマンドで作成したmksysbイメージから,ほかのLPAR,またはほかのホストにシステムの複製(クローン)を作成する場合,mksysbコマンド実行前にHDLMをアンインストールする必要がありました。
HDLM 6.2以降では,mksysbコマンド実行前のHDLMアンインストールは不要となりました。システムの複製作成後にHDLMリストア支援ユティリティ(dlmpostrestore)を実行することで作成先のシステム環境に合わせてHDLMの情報を更新できるようになりました。
- HDLM EX 6.1以前では,サイレントインストールによるアップグレードインストールまたは再インストール時にhdiskの構成が変更されることがありました。HDLM EX 6.2では,既存のhdiskを変更することなくアップグレードインストールまたは再インストールできます。