HDLM管理対象デバイスの追加,削除,および属性の変更をする手順を説明します。
(1) HDLM管理対象デバイスを追加する
デバイスをシステムに接続して,次のコマンドを実行してください。
# cfgmgr
(2) HDLM管理対象デバイスを削除する
# /usr/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr view -path
# umount ファイルシステムのマウントポイント
# varyoffvg ボリュームグループ名
# /usr/DynamicLinkManager/bin/dlmrmdev
# rmdev -dl hdisk名
# /usr/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr view -path
すべてのデバイスを削除した場合は,次のメッセージが表示されることを確認してください。KAPL01019-W The target path was not found. Operation name = view
特定のデバイスを削除した場合は,削除したデバイス(hdisk名)が表示されていないことを確認してください。(3) HDLM管理対象デバイスの属性を変更する
注意事項
パスに障害が発生しているときにchdevコマンドを実行すると,そのパスは削除されてしまいます。この場合,パスの障害が復旧したあとにcfgmgrコマンドを再度実行してから,下記の手順を実行してください。
# varyoffvg ボリュームグループ名
# chdev -l hdisk名 -a queue_depth=8 -a rw_timeout=60
# varyonvg ボリュームグループ名