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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/EE/Message Control Extension 使用の手引


付録D.5 変更内容(3000-3-F57-10)

uCosminexus TP1/EE/Message Control Extension 01-02の製品の変更内容(3000-3-F57-10)を表に示します。

追加・変更内容

次に示す関数で扱うメッセージの最大サイズを拡張できるようにした。

  • ee_mcp_send

  • ee_mcp_sendsync

  • CBLEEMCP('SEND ')

  • CBLEEMCP('SENDSYNC')

これに伴い,メッセージの最大サイズを拡張した場合の次のトレース取得関数を追加した。

  • ee_mcp_utrace_put_long

  • CBLEEMCP('UTPUTL ')

また,次に示す定義のオペランドを追加,変更した。

eemcpfunc(アプリケーション定義)

msglen

eemcptrc(トレース定義)

entrysize

さらに,次に示すコマンドの出力形式を変更した。

  • eemcpdump(MCPトレースの出力)

  • eemcped(MCPトレースの編集)

TP1キャッシュ機能使用時のCL構成に,MCPを組み込めるようにした。

これに伴い,次のオペランドを追加した。

eemcpfunc(アプリケーション定義)

recvpermanence

また,次の関数,および定義に注意事項を追加した。

  • ee_mcp_send

  • CBLEEMCP('SEND ')

  • eemcpcn(コネクション定義(TCP/IP))

  • eemcple(論理端末定義(UDP))

  • eemcpfunc(アプリケーション定義)

MCPトレース情報の取得量を変更できるようにした。

これに伴い,次のオペランドを追加した。

eemcptrc(トレース定義)

filter

msgsize

送信結果トレースの取得有無をユーザが指定できるようにした。

これに伴い,次のオペランドを追加した。

eemcptrc(トレース定義)

sendresult

プロセス管理テーブルユーザエリア,およびスレッド対応インタフェースユーザエリアのサイズを拡張した。

これに伴い,トランザクションインタフェース情報に次の情報を追加した。

  • 拡張ユーザIFAエリアサイズ

  • 拡張ユーザSATエリアサイズ

トランザクションの同期点を取得する処理でエラーが発生した場合の,注意事項を追加した。

受信IDを出力することで,MCPトレースファイルとTASKTMファイルを関連づけられるようにした。

これに伴い,次のコマンドの出力形式を変更した。

  • eemcpdump(MCPトレースの出力)

  • eemcped(MCPトレースの編集)

MCPトレースファイルの容量算出式を変更した。

システム統計情報として,トラブルシュート情報を取得できるようにした。

これに伴い,次のコマンドの出力形式を変更した。

  • eemcpdump

  • eemcped