表を定義します。
CREATE TABLE文は,定義系SQL文記述ファイルに記述します。定義系SQL文記述ファイルについては,マニュアル「TP1/EE/Extended Data Cache 使用の手引」を参照してください。
表定義::=CREATE FIX TABLE 表名(表要素〔,表要素〕…) |
行の長さが固定となる表を定義します。
定義する表の表名を指定します。表名はシステム内で重複できません。表名については,「1.2.8 名前の修飾」を参照してください。
表要素::=列定義
列定義::=列名 データ型
表用DBエリア指定::=IN DBエリア名
この指定は省略できません。必ず指定してください。
表を格納する表用DBエリア名を指定します。インデクス用DBエリアは指定できません。
表オプションには,同一のオプションを繰り返して指定できません。
表未使用領域指定::=PCTFREE=未使用領域の比率
ユーザが定義する表の列のデータ型にVARCHARを指定できないため,通常はこの指定を行わないでください。
表の初期作成時にデータベース内に設定する未使用領域の比率を指定します。
表未使用領域指定は,データのインポート時に適用されます。INSERT文やUPDATE文ではPCTFREE=0として扱われます。
セグメント再利用指定::=SEGMENT REUSE
{再利用契機セグメント数
|(再利用契機セグメント数〔,再利用契機セグメント数増分値〕)
|(,再利用契機セグメント数増分値)
|NOUSE}
セグメントの再利用機能を使用して,セグメントの再利用を実行する契機(再利用契機セグメント数または再利用契機セグメント数増分値)を指定します。
セグメントの再利用とは,使用中の表が管理するセグメントで,最後に確保したセグメント内の空きページを使い切った場合,新規セグメントを確保しないで,その表が管理するセグメントから空きページを検索して,割り当てることをいいます。
この指定を省略した場合は,NOUSEを指定したものとして扱います。
セグメントの再利用については,マニュアル「TP1/EE/Extended Data Cache 使用の手引」の「セグメントの再利用の設定」を参照してください。
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表3-2 データ型ごとのデータ長
項番 | 分類 | データ型 | データ長 (バイト) |
---|---|---|---|
1 | 数データ | INTEGER | 4 |
2 | SMALLINT※1 | 2 | |
3 | DECIMAL(m,n)※2 | ↓m÷2↓+1 | |
4 | 文字データ | CHAR(n) | n |
5 | VARCHAR(n)※1 | 7 | |
6 | 時刻印データ | TIMESTAMP〔(p)〕 | 7+p÷2 |
7 | 行IDデータ | ROWID※1 | 12 |
CREATE FIX TABLE "INSHOKU"
("SID" INT,"TEL_NO" CHAR(10),"SHOP_NAME" CHAR(120),
"POST_CODE" CHAR(7), "ADDRESS" CHAR(300)) IN DBDATA001
CREATE FIX TABLE "INSHOKU"
("SID" INT,"TEL_NO" CHAR(10),"SHOP_NAME" CHAR(120),
"POST_CODE" CHAR(7), "ADDRESS" CHAR(300))
IN DBDATA001
SEGMENT REUSE(20,10)