SQLプリプロセサ(eexdbcbl)を実行する前に準備しておく内容について説明します。
SQLプリプロセサ(eexdbcbl)を実行する前に,必要に応じて,環境変数を設定します。設定が必要となる環境変数を次の表に示します。
表7-3 環境変数
項番 | 環境変数名 | 内容 |
---|---|---|
1 | EEXDBCBLFIX | UAPソースファイルの規定の識別子(.ecb,.cob,および.cbl)以外のファイル識別子を使用する場合に指定します。 ファイル識別子には,ピリオドで始まる4文字までの文字列を設定します。 この環境変数に設定したファイル識別子は,入力ファイルにだけ使用できます。 なお,.prpはプリプロセサの中間ファイルの識別子となるため,指定できません。 |
2 | EEXDBCBLLIB | SQLのCOPY文でUAPソースファイルに引き込まれる登録集原文を検索するディレクトリを指定します。 複数のディレクトリを指定する場合,ディレクトリ同士をコロン(:)で区切ります。 この環境変数を省略すると,カレントディレクトリだけが検索されます。 |
$ EEXDBCBLFIX=".Cob" …1. |
% setenv EEXDBCBLFIX ".Cob" …1. |
SQLプリプロセサ(eexdbcbl)を起動するコマンドのオプション,および環境変数の指定の組み合わせを次の表に示します。オプションについては,「7.2(2)オプションおよび引数」を参照してください。
表7-4 指定できるオプションおよび環境変数の組み合わせ
オプション | 環境変数 | オプション | |||
---|---|---|---|---|---|
EEXDBCBLFIX | EEXDBCBLLIB | -o | -Xc | ||
環境変数 | EEXDBCBLFIX | - | ○ | ○ | ○ |
EEXDBCBLLIB | ○ | - | ○ | ○ | |
オプション | -o | ○ | ○ | - | ○ |
-Xc | ○ | ○ | ○ | - |