7.1.3 SQLプリプロセサを実行する前の確認項目

SQLプリプロセサ(eexdbcbl)を実行する前に確認が必要な項目について説明します。

<この項の構成>
(1) 使用できるコンパイラの確認
(2) 最大値と最小値の確認

(1) 使用できるコンパイラの確認

SQLプリプロセサ(eexdbcbl)を使用するための前提条件を次に示します。

(2) 最大値と最小値の確認

プリプロセスする前に次の表に示す最大値と最小値を確認してください。

表7-1 最大値と最小値

項番項目最小値(個)最大値(個)
11プリプロセス単位に記述できるSQL文の数※104095
21プリプロセス単位に宣言できるカーソルの数01023
31SQL文に指定できる埋め込み変数の数03000
41SQL文に指定できる検索項目数03000
51トランザクション内で同時に実行できるSQL文の数※204095
項番1~4の最大値に違反した場合は,SQLプリプロセサ(eexdbcbl)を実行したときにエラーとなります。
項番5の最大値に違反した場合は,UAPを実行したときにエラーとなります。
注※1
SQL先頭子,SQL終了子で囲まれたSQL文を1個として数えます。
注※2
数える対象のSQLを次の表に示します。

表7-2 数える対象のSQL

項番分類SQL対象可否
1操作系SQLCLOSE
2DECLARE CURSOR×
3DELETE
4FETCH
5INSERT
6OPEN
7SELECT
81行SELECT
9UPDATE
10埋め込み言語BEGIN DECLARE SECTION×
11COPY×
12END DECLARE SECTION×
13SQL先頭子×
14SQL終了子×
15SQLCODE変数×
16WHENEVER×
(凡例)
○:数える対象とします。
×:数える対象としません。
注※
同じカーソルのOPEN,FETCH,CLOSEについては,1SQLとして数えてください。それぞれを数える必要はありません。