2.7 探索条件

<この節の構成>
(1) 機能
(2) 形式
(3) 論理演算
(4) 論理演算の結果
(5) 規則

(1) 機能

SQL中に指定した探索条件によって論理演算を実行し,その結果が真のものだけを検索の対象にします。

探索条件はWHERE句に指定します。

(2) 形式

探索条件::={〔NOT〕 {(探索条件)|述語}
       |探索条件 OR {(探索条件)|述語}
       |探索条件 AND {(探索条件)|述語}}
述語::={BETWEEN述語|比較述語}

述語については,「2.8 述語」を参照してください。

(3) 論理演算

次の規則に従って論理演算をします。

(4) 論理演算の結果

各論理演算をした場合の述語の結果を,次の図に示します。

なお,ナル値を含む述語の結果は不定になります。

図2-2 論理演算をした場合の述語の結果

[図データ]

(5) 規則

SQLの探索条件の中に指定する論理演算の数は,255以下にしてください。