SQLトレース情報に表示される項目を次の表に示します。
表7-4 SQLトレース情報に表示される項目
項番 | 表示される項目 | 説明 |
---|---|---|
1 | サービス名 | サービス名が表示されます。 |
2 | UAP開始時刻 | UAPの開始時刻がyyyy/mm/dd hh:mm:ss mmm.mmmの形式で表示されます。 |
3 | UAP実行ステータス | UAP実行時のサーバとの接続状態が表示されます。次に示す情報が表示されます。
|
4 | UAPのスレッドID | IFA番号とスレッドIDが表示されます。 |
5 | SQLカウンタ | SQL受付順の順次カウンタが表示されます。 同じオペレーションで,SQLCODEやSQLWARNを個別に取得した場合は,SQLカウンタが同一の情報が,複数出力されることがあります。 |
6 | オペレーションコード | オペレーションコードには,次に示す情報が表示されます。
|
7 | 文ハンドル番号 | SQLとの対応を確認するための番号が表示されます。 |
8 | SQLCODE | SQLCODEが表示されます。 |
9 | SQLWARN | 発生した警告情報が表示されます。警告フラグが設定されているものには'W'を,設定されていないものには空白が表示されます。表示例を次に示します。
![]() 表示内容 'W△△W△△W△△△△△△△△△'
![]() 表示内容 '△△△△△△△△△△△△△△△△' |
10 | SQL実行要求受け付け時刻 | SQLの実行要求受け付け時刻がyyyy/mm/dd hh:mm:ss mmm.mmmの形式で表示されます。 |
11 | SQL実行要求終了時刻 | SQLの実行要求終了時刻がyyyy/mm/dd hh:mm:ss mmm.mmmの形式で表示されます。 |
12 | SQL文 | オペレーションコードがPRまたはEDの場合に,SQLのテキストが表示されます。
|
13 | パラメタトレース情報 | パラメタトレース情報が表示されます。表示される内容については,「7.5.3 パラメタトレース情報に表示される項目」を参照してください。 |
14 | SQL実行時間 | SQLの実行時間がマイクロ秒単位でhh:mm:ss mmm.mmmの形式で表示されます。 |
表7-5 SQL文とオペレーションコードの対応
項番 | SQL | オペレーションコード | 備考 |
---|---|---|---|
1 | CLOSE | CC | - |
2 | DELETE | PR,EX | 埋め込み変数の指定がある場合に出力されます。 |
3 | ED | 埋め込み変数の指定がない場合に出力されます。 | |
4 | FETCH | FT | - |
5 | INSERT | PR,EX | 埋め込み変数の指定がある場合に出力されます。 |
6 | ED | 埋め込み変数の指定がない場合に出力されます。 | |
7 | OPEN | PR,EX | - |
8 | SELECT | PR,EX,FT,FT,…,CC | EX後にエラーが発生した場合,CCを出力します。ただし,暗黙的にトランザクションが取り消された場合は,CCは出力されません。 |
9 | 1行SELECT | PR,EX,FT,FT,CC | 最初のFTで取り出すデータがない場合は,2番目のFTは出力されません。 EX後にエラーが発生した場合,CCを出力します。ただし,暗黙的にトランザクションが取り消された場合は,CCは出力されません。 |
10 | UPDATE | PR,EX | 埋め込み変数の指定がある場合に出力されます。 |
11 | ED | 埋め込み変数の指定がない場合に出力されます。 |