ここで求めた値をTP1/EEサービス定義(メモリ関連定義)のmax_mem_sizeオペランドの指定値(TP1/EEプロセスで確保するメモリの最大サイズ)に加算してください。max_mem_sizeオペランドについては,マニュアル「TP1/Server Base Enterprise Option 使用の手引」を参照してください。
計算式
max_mem_sizeオペランドに加算する値(単位:バイト)= |
項番 | 変数 | 説明 |
---|---|---|
1 | T | スレッド数: thread_noオペランドの値+reserve_thread_noオペランドの値+recover_thread_noオペランドの値+send_thread_noオペランドの値+1 |
2 | tpc | trn_tran_process_countオペランドの値 |
3 | ARN | eexdbareaオペランドの指定数 |
4 | XTS | XDBトレース情報の管理領域サイズ: 216+{(128+XBS×1024)×XBN}+128×XFN+128+XBS×1024+(64+XES×1024)×TA XDBトレース情報の管理領域サイズは,xdb_trace_outオペランドの指定値に関係なく確保されます。 |
5 | XBS | XDBトレース情報をスタックするバッファサイズ(xdb_trace_buffer_sizeオペランドの値) |
6 | XBN | XDBトレース情報をスタックするバッファの面数(xdb_trace_buffer_numberオペランドの値) |
7 | XFN | XDBトレース情報ファイルの世代数(xdb_trace_file_numberオペランドの値) |
8 | XES | 一時バッファ領域のサイズ(xdb_trace_entry_sizeオペランドの値) |
9 | TA | 総スレッド数: 8+TS+TR+TM+TV+TL+TK+TN+TX+TU+TF+TP+TH+TJ+TT |
10 | TF | MCP受信スレッド数: TFts+TFtc+TFu |
11 | TFts | MCP受信スレッド数(TCP Server): eemcpcn定義コマンドの-yオプションにmode=serverを指定したときの,-r ipaddrと-r portnoの組み合わせの数 ただし,-r hostnameを指定した場合は,IPアドレス変換後の値とポート番号との組み合わせのなかで,ユニークな組み合わせの数となります。 |
12 | TFtc | MCP受信スレッド数(TCP Client): eemcpcn定義コマンドの-yオプションにmode=clientを一つ以上指定している場合は1,それ以外の場合は0 |
13 | TFu | MCP受信スレッド数(UDP): eemcple定義コマンドのUDP用定義を一つ以上指定している場合は1,それ以外の場合は0 |
14 | TH | 系監視スレッド: xtc_use=Yの場合は1,Nの場合は0 |
15 | TJ | XDBトレーススレッド: xdb_use=Yの場合は1,Nの場合は0 |
16 | TK | 統計情報スレッド数: trb_stc_use=Yの場合は1,Nの場合は0 |
17 | TL | rap受信スレッド数: rap_listen_portオペランドを指定した場合は1,省略した場合は0 |
18 | TM | 処理スレッド数: thread_noオペランドの値+reserve_thread_noオペランドの値 ただし,reserve_start_pce_no=0の場合は,reserve_thread_noオペランドの値を加算する必要はありません。 |
19 | TN | ネームスレッド数: name_use=Yの場合は1,Nの場合は0 |
20 | TP | UDP受信スレッド数:
|
21 | TR | 受信スレッド数: mysvgdef定義コマンドに指定した「ホスト名:ポート番号」の組み合わせ数 |
22 | TS | 送信スレッド数:
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23 | TT | PPトレーススレッド: mcp_use=Yの場合は1,Nの場合は0 |
24 | TV | 回復スレッド数: recover_thread_noオペランドの値 |
25 | TX | 転送スレッド数:
|
26 | TU | rapクライアントスレッド数: eesvgdef定義コマンドの-tオプションにRAP指定がある場合は1,ない場合は0 |