2.6.2 2台構成の場合にTP1/EEのプロセスダウンが発生したときの処理

実行系1台,待機系1台の2台構成のときに,実行系でTP1/EEのプロセスダウンが発生すると,共用メモリ上の情報をメモリダンプとしてダンプファイルに出力し,XDBを停止します。

2台構成の場合にTP1/EEのプロセスダウンが発生したときの処理を次の図に示します。

図2-14 2台構成の場合にTP1/EEのプロセスダウンが発生したときの処理

[図データ]

実行系1台,待機系1台の2台構成のときに,実行系でTP1/EEのプロセスダウンが発生すると,切り替え後に実行系1台の状態になります。この状態を実行系孤立状態といいます。

メモリダンプ
メモリダンプには,データベースの情報が含まれています。eexdbexttblコマンドで,メモリダンプファイルから表データを抽出し,エクスポートファイルに出力できます。このエクスポートファイルを,次回XDB開始時のデータベースの入力データファイルにします。
メモリダンプから表データを抽出する方法については,「9.2 実行系孤立状態になったときの対処方法」を参照してください。