3.7 作業表用DBエリアの容量見積もり

ここでは,作業表用DBエリアの容量見積もり方法について説明します。

<この節の構成>
(1) 作業表用DBエリアの容量見積もり計算式
(2) 計算式から総ページ数を見積もる方法
(3) TASKTM情報およびシステム統計情報から総ページ数を見積もる方法

(1) 作業表用DBエリアの容量見積もり計算式

作業表用DBエリアの容量は次に示す計算式から求めてください。

計算式

作業表用DBエリアの容量=
   作業表用DBエリアの総ページ数×作業表用DBエリアのページ長 (単位:バイト)

作業表用DBエリアの総ページ数は,計算式から見積もる方法と,TASKTM情報およびシステム統計情報から見積もる二つの方法があります。それぞれの方法について,次に説明します。

(2) 計算式から総ページ数を見積もる方法

作業表用DBエリアの総ページ数は次に示す計算式から求めてください。

計算式


[図データ]
変数の説明
TS:同時に作成する作業表の総数
IS:同時に作成する作業表の総インデクス数
Bi:各表を格納するために必要な基本行用ページ数
Ri:各表を格納するために必要な分岐行用ページ数
  Bi,Riについては,「3.5(3)格納ページ数の計算方法」を参照してください。
IPi:各インデクスを格納するために必要なページ数
  「3.6(3)インデクスの格納ページ数の計算方法」を参照してください。

(3) TASKTM情報およびシステム統計情報から総ページ数を見積もる方法

次に示す情報から,作業表用DBエリアの総ページ数を見積もってください。

TASKTM情報およびシステム統計情報については,「7.3 統計情報の取得」を参照してください。