XDB用ワーク領域(XDBPOOL)の見積もり式を次に示します。
ここで求めた値をXTCサービス定義(メモリ関連定義)のmemory_xdb_area_sizeオペランドに指定してください。memory_xdb_area_sizeオペランドについては,マニュアル「TP1/EE/Extended Transaction Controller 使用の手引」を参照してください。
計算式
memory_xdb_area_sizeオペランドの指定値= |
計算式A(単位:バイト)=10961684+3080×TM+(4097×TDP)÷4 |
計算式B(単位:バイト)=計算式B1+Σ1(計算式B2) |
計算式B1(単位:バイト)= |
計算式B2(単位:バイト)= |
計算式B2P(単位:バイト)=776+32×IUC+24×CLN+16×IDN+16×VR1 |
計算式B2S(単位:バイト)= |
計算式B2H(単位:バイト)=B2HS+B2HI+B2HU+B2HD+B2HW |
Σ1:同時に実行するトランザクションごとに計算を行い,その合計値を求めてください。
Σ2:トランザクション内の各SQLについて計算し,合計してください。
Σ3:カーソルを複数同時にオープンする場合など,同時に実行するSQLがある場合は合計を求めてください。
Σ4:SQLに指定したVARCHAR型の埋め込み変数について合計を求めてください。
MAX2:トランザクション内で実行するSQLについてそれぞれ算出し,最大の値を代入してください。
B2P:計算式B2Pを参照してください。
B2S:計算式B2Sを参照してください。
B2H:SQL実行時のSQLごとの見積もり(計算式B2Hを参照してください)
Σ5:SQLに指定した列について合計を求めてください。データ長については,「表5-2 データ長の計算式」を参照してください。
Σ6:検索項目と埋め込み変数のデータ型について合計を求めてください。データ長については,「表5-2 データ長の計算式」を参照してください。
Σ7:INSERT文の挿入列,またはUPDATE文の更新列の合計を求めてください。データ長については,「表5-2 データ長の計算式」を参照してください。
Σ8:SQLに指定された表について合計を求めてください。ただし,表定義情報の一括先読みによって,すべての表定義情報が表定義情報プール領域に保存されている場合は0とします。
Σ9:SQL中の各定数について合計を求めてください。データ長については,「表5-2 データ長の計算式」を参照してください。
表5-2 データ長の計算式
項番 | 分類 | データ型 | データ長 |
---|---|---|---|
1 | 数データ | INTEGER | 4 |
2 | SMALLINT | ||
3 | DECIMAL(m,n) | ↓m÷2↓+1 | |
4 | 文字データ | CHAR(n) | n |
5 | VARCHAR(n) | ↓(n+5)÷4↓×4 | |
6 | 時刻印データ | TIMESTAMP(p) | 7+↑p÷2↑ |
7 | 行データ | ROWID | 12 |
計算式C(単位:バイト)=12147055+3080×TM+(4097×TDP)÷4 |
計算式D(単位:バイト)=10618882+3080×TM+(4097×TDP)÷4+1200×SQP |
計算式E(単位:バイト)=11118767+3080×TM+(4097×TDP)÷4+1200×SQP |
計算式F(単位:バイト)= 計算式C |