7.4.3 XDBトレース情報の表示方法

XDBトレース情報は,次に示すどれかのコマンドで表示できます。

<この項の構成>
(1) eexdbedコマンドで表示する場合
(2) eexdbdumpコマンドで表示する場合
(3) eetrbtbldumpコマンドで表示する場合

(1) eexdbedコマンドで表示する場合

XDBトレース情報ファイルを入力情報にしてeexdbedコマンドを実行すると,XDBトレース情報を表示できます。表示形式については,「10.運用コマンド」の「eexdbed(XDBトレース情報の表示)」を参照してください。

なお,直近のXDBトレース情報を表示したい場合は,eexdbfputコマンドを実行して,バッファ上にあるXDBトレース情報をXDBトレース情報ファイルに出力してください。そのあとで,eexdbedコマンドを実行してください。

参考
出力されたXDBトレース情報は,いったんバッファ上に格納されます。バッファがいっぱいになったときに,バッファ上のXDBトレース情報がXDBトレース情報ファイルに出力されます。そのため,eexdbfputコマンドを実行しないと,XDBトレース情報ファイルに直近のXDBトレース情報が格納されません。
なお,このときに使用するバッファの大きさは,XDBサービス定義のxdb_trace_buffer_sizeオペランドで指定できます。

(2) eexdbdumpコマンドで表示する場合

XDBのプロセスダウンが発生した場合,TP1/EEはコアダンプをコアファイルに出力します。このコアファイルを入力情報にしてeexdbdumpコマンドを実行すると,XDBトレース情報を表示できます。

表示形式は,eexdbedコマンドと同じです。表示形式については,「10.運用コマンド」の「eexdbed(XDBトレース情報の表示)」を参照してください。

(3) eetrbtbldumpコマンドで表示する場合

TP1/EEのeetrbtbldumpコマンドで,XDBトレース情報を表示できます。eetrbtbldumpコマンドについては,マニュアル「TP1/Server Base Enterprise Option 使用の手引」を参照してください。