次に示す計算式からSQLプールサイズの概算値を見積もってください。ここで計算した値をXDBサービス定義のxdb_sqlpool_sizeオペランドに指定します。
計算式
- 変数の説明
- a:SQLのアクセスパス情報サイズ
- アクセスパス情報サイズは,SQL単位情報で確認できます。SQL単位情報については,「7.5.4 SQL単位情報に表示される項目」を参照してください。
- b:SQLのテキスト長
- c:スレッド数(処理スレッド数+予備スレッド数)
- n:頻繁に実行するSQLの数
SQLプール機能は,スレッドごとにメモリを割り当てて,スレッドごとに独立して動作します。そのため,前記の計算式から求めたSQLプールサイズはスレッドごとに等分されて割り当てられます。したがって,各スレッドに割り当てられるSQLプールサイズは次に示す大きさになります。
計算式
- 変数の説明
- d:xdb_sqlpool_sizeオペランドの値
- e:スレッド数(処理スレッド数+予備スレッド数)
- 注意
- 各スレッドに割り当てられるSQLプールサイズが1024バイト以上になるようにしてください。各スレッドに割り当てられるSQLプールサイズが1023バイト以下の場合,SQLプール機能は動作しません。