XDBの開始直後は,表定義プールに表定義情報が保存されていないため,操作系SQLが実行されると,必ず表定義情報の作成処理が行われます。したがって,XDBの開始直後は,表定義プール機能による性能向上が期待できません。
XDBの開始直後から表定義情報を再利用して,SQLの処理性能を向上したい場合は,表定義情報の一括先読みを行ってください。表定義情報の一括先読みとは,XDBの開始時に,ユーザが定義したすべての表とディクショナリ表の表定義情報を表定義プールに一括して読み込み,保存しておく機能です。表定義情報の一括先読みを行う場合は,XDBサービス定義のxdb_table_prereadオペランドにYを指定してください。
なお,表定義情報の一括先読みを使用する場合は,ユーザが定義したすべての表とディクショナリ表の表定義情報をすべて保存できる大きさの表定義プールが必要になります。