5.4 システムワーク領域の最大サイズ見積もり

システムワーク領域の最大サイズ(system_work_sizeオペランドに加算する値)の見積もり式を次に示します。

計算式

system_work_sizeオペランドに加算する値(単位:バイト)=A×B

変数の説明
A:eexdbsqlコマンドの電文長

A=100+92+SL+OL

B:Aの値が4096バイトを超えるeexdbsqlコマンドの同時実行数
SL:eexdbsqlコマンドで実行するSQL文の最大長(単位:バイト)
OL:eexdbsqlコマンドの-oオプションで指定する出力ファイルの名称長(単位:バイト)

A:eexdbsqlコマンドの電文長」の値が4097バイト以上になる場合に,ここで求めた値をTP1/EEサービス定義(メモリ関連定義)のsystem_work_sizeオペランドの指定値(システムワーク領域最大サイズ)に加算してください。system_work_sizeオペランドについては,マニュアル「TP1/Server Base Enterprise Option 使用の手引」を参照してください。