XDBは,TP1/EEの開始処理の延長で開始されます。そのため,開始方法の詳細については,マニュアル「TP1/EE/Extended Transaction Controller 使用の手引」の「CLサーバでのXTCの開始」を参照してください。
- ■XDB開始時の処理
- XDBの開始時,次の処理が実行されます。
- 実行系と待機系のXDBサービス定義の突き合わせ処理
実行系と待機系のXDBサービス定義の次に示すオペランドの指定値が同じかどうかをチェックします。
・xdb_lang
・eexdbarea
その結果,実行系と待機系の指定値が異なる場合,待機系のXDBを開始しません。このとき,2台構成でCLサーバを開始するかどうかは,XTCサービス定義のクラスタ連携関連定義のstandby_start_error_switchオペランドの指定に従います。standby_start_error_switchオペランドについては,マニュアル「TP1/EE/Extended Transaction Controller 使用の手引」を参照してください。
- データベースの作成と格納データの待機系への転送処理
実行系の共用メモリ上に,DBエリア,表,およびインデクスを作成し,データをインポートします。
待機系には,実行系のDBエリア全体の内容が転送され,実行系と同じデータベースが作成されます。