3.4.4 DBエリアの共用メモリ面数を決めるときの検討項目

表用DBエリアおよびインデクス用DBエリアの場合,ページサイズとセグメントサイズを決めたあとに,次に示す項目を決めます。

これらの項目を決めると,DBエリアの初期サイズ,およびDBエリアの自動増分時の1回当たりの増加量が決まります。

DBエリアのページおよびセグメントと共用メモリ1面の関係を次の図に示します。

図3-6 DBエリアのページおよびセグメントと共用メモリ1面の関係

[図データ]

説明
この図の場合,XDBの開始時に確保する共用メモリ面数が2面で,共用メモリ面数の上限が5面になっています。
■共用メモリ1面分のサイズ
DBエリアの共用メモリ1面分のサイズは,DBエリアの自動増分時に増分する容量になります。DBエリアの共用メモリ1面分のサイズは,eexdbareaオペランドの-lオプションで指定します。
■XDBの開始時に確保する共用メモリ面数
XDBの開始時に確保する共用メモリ面数は,eexdbareaオペランドの-aオプションの第1引数で指定します。
共用メモリ面数の上限
DBエリアとして確保できる共用メモリ面数の上限を指定できます。共用メモリ面数の上限は,eexdbareaオペランドの-aオプションの第2引数で指定します。