XDBでは,障害に備えてデータベースを三重化しています。障害が発生した場合,2台ある待機系のうち1台を実行系に切り替えてオンライン処理を続行します。
ここでは,障害によってTP1/EEのプロセスダウンが発生した場合の処理について説明します。3台構成のときの処理と,障害によって2台構成になったときの処理についてそれぞれ説明します。
待機系との連携による障害対策は,XTCおよびHAモニタと連携して行います。XTCについては,マニュアル「TP1/EE/Extended Transaction Controller 使用の手引」の「CL連携による系切り替え機能」を,HAモニタについては,マニュアル「高信頼化システム監視機能 HAモニタ Linux(R)編」を参照してください。