DBエリアには幾つかの種類があり,用途ごとに各DBエリアを使い分ける必要があります。DBエリアの種類を次の表に示します。
表2-1 DBエリアの種類
項番 | DBエリアの種類 | 説明 |
---|---|---|
1 | 表用DBエリア | 表を格納するDBエリアです。 |
2 | インデクス用DBエリア | インデクスを格納するDBエリアです。 |
3 | 作業表用DBエリア | SQLの実行時にXDBが作成する作業表を格納するDBエリアです。 作業表については,「4.3.4 作業表を作成するSQL」を参照してください。 |
4 | マスタディレクトリ用DBエリア | システムの内部情報を格納するDBエリアです。 |
5 | ディクショナリ用DBエリア | ディクショナリ表およびディクショナリ表のインデクスを格納するDBエリアです。 ディクショナリ表については,「付録A ディクショナリ表」を参照してください。 |
XDBのユーザは,作成する表やインデクス,および実行するSQLを考慮して,DBエリアを設計し,作成する必要があります。DBエリアの設計については,「3.4 DBエリアの設計」を参照してください。
なお,マスタディレクトリ用DBエリアとディクショナリ用DBエリアは,XDBの開始時に自動的に作成されるため,XDBのユーザがこれらのDBエリアを作成する必要はありません。