XDBでは,トランザクション処理の同時実行性を重視して,トランザクションの分離レベルにREAD COMMITTEDを採用しています。そのため,一度読み込んだデータを再度読み込む場合,ほかのトランザクションによって参照中の行が更新されると,タイミングによっては結果が異なることがあります。例を次に示します。
スレッドA:SELECT C1 FROM T1
スレッドB:UPDATE T1 SET C1=200
スレッドA:UPDATE T1 SET … WHERE C1=100
スレッドB:UPDATE T1 SET C1=100 WHERE C1=200