高信頼性を実現する機能として,次の図に示す機能があります。
図2-2 高信頼性を実現する機能
![[図データ]](figure/zu020120.gif)
- ■再送制御
- UDPプロトコルによって送受信するデータの整合性を保証するために,メッセージがロストした場合でも,再送制御によってメッセージを保証します。
- 詳細については,「2.4 UDP通信機能」を参照してください。
- ■キューダンプ機能
- オンライン終了時にキューに滞留したメッセージをファイル出力することで,次回オンライン開始時の整合性を保ちます。
- 詳細については,「2.9 キューダンプ機能」を参照してください。
- ■ネットワーク経路の二重化(W-send機能)
- ネットワーク経路を二重化した構成にすることで,ネットワークの信頼性を高めることができます。
- 詳細については,「2.4 UDP通信機能」を参照してください。
- ■マルチキャスト送受信(高速メッセージ送信制御)
- メッセージをマルチキャストで送受信することによって,系切り替え時のフェールオーバ時間を短縮できます。
- ■3台構成のCLサーバ
- CLサーバを3台構成にすることで,データの高信頼性を確保します。
- 詳細については,「7. CL連携による系切り替え機能」を参照してください。