次に示すリソースは,リソースの状態に変更があったときに待機系に転送されます。
- サービスの閉塞状態
- 出力キュー(OTQ)の閉塞状態
- サービスの最大同時処理限界数
- 出力キュー中の未送信メッセージのスキップ状態
- 滞留メッセージのスキップ状態
ただし,実行系の異常終了のタイミングによっては,実行系のリソースの状態が待機系に正しく引き継がれないことがあります。そのため,次に示すリソースについては,系が切り替わったあとに運用コマンドでリソースの状態を確認してください。
- ■サービスの閉塞状態
- 系が切り替わった場合に,閉塞中のサービスがある旨のメッセージが出力されたときは,eelssvコマンドでサービスの状態を確認してください。そのあと,必要に応じてeedctsvまたはeeactsvコマンドで,サービスの閉塞状態を変更してください。
- ■出力キュー(OTQ)の閉塞状態
- 系が切り替わったときに,出力キューが閉塞中のサービスがある旨のメッセージが出力された場合,eemchotqlsコマンドで出力キューの状態を確認してください。そのあと,必要に応じてeemchotqdctまたはeemchotqactコマンドで,出力キューの閉塞状態を変更してください。