送信先サービス関連定義(コマンド形式)

ここでは,送信先サービス関連定義(コマンド形式)の各定義コマンドについて説明します。

eemchsrvdef(出力キュー情報定義)

機能

高速メッセージ送信制御による一方送信メッセージ送信先のサービスグループ名とサービス名を指定します。指定されたサービスグループ名とサービス名の組み合わせごとに出力キュー(OTQ)を作成し,出力キュー状態を管理します。

サービスグループ名は,最大1024個を定義できます。

同じサービスグループ名を複数のeemchsrvdef定義コマンドで定義した場合,-aオプションと-bオプションは最初に定義した値が有効となります。

コマンドの形式

{{eemchsrvdef -g サービスグループ名
               -v サービス名〔,サービス名…〕
             〔-a
             〔-b
}}

オプションの説明

●-g サービスグループ名
~〈1~31文字の識別子〉
一方送信メッセージの送信要求を行うサービスグループ名を指定します。
サービスグループ名は,サービスグループ情報関連定義のeesvgdef定義コマンドで定義しておく必要があります。
●-v サービス名
~〈1~31文字の識別子〉
一方送信メッセージの送信要求を行うサービス名を指定します。
同一サービスグループ下に,最大32000個のサービス名を指定できます。
●-a
オンライン開始時に出力キューの自動閉塞を行う場合に指定します。
●-b
一方送信メッセージの送信失敗時に,エラー要因に応じて出力キューの自動閉塞を行う場合に指定します。出力キューが自動閉塞する要因については,「2.2.6 出力キューによるメッセージ管理」を参照してください。