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OpenTP1 Version 7

高速トランザクション処理基盤

TP1/EE/Extended Transaction Controller 使用の手引

解説・手引・文法書

3000-3-F54-20


目  次

前書き
変更内容
はじめに
1. 概要
1.1 TP1キャッシュ機能とは
1.1.1 高速トランザクション処理を取り巻く環境
1.1.2 トランザクション処理の高速化と高信頼性,高可用性の共存
1.2 システム構成
1.2.1 TP1キャッシュ機能使用時のサーバ構成
1.2.2 ソフトウェア構成
1.3 TP1キャッシュ機能の特長
1.3.1 トランザクション処理の高速化
1.3.2 データに対する高信頼性の確保
1.3.3 フェールオーバ時間の短縮による高可用性の実現
1.3.4 システム運用面での負荷軽減
2. XTCの機能
2.1 XTCが備えるTP1キャッシュ機能の全体像
2.1.1 高速通信・高速処理を実現する機能
2.1.2 高信頼性を実現する機能
2.1.3 運用性を向上させる機能
2.1.4 永続メッセージと非永続メッセージ
2.2 高速メッセージ送信制御
2.2.1 高速メッセージ送信制御の概要
2.2.2 UDP通信機能によるシステム間通信の流れ
2.2.3 APIからの要求受け付け時の動作
2.2.4 一方送信メッセージの送信
2.2.5 一方送信メッセージの受信
2.2.6 出力キューによるメッセージ管理
2.2.7 送達確認待ちの時間監視
2.2.8 障害処理
2.3 XTCのRPC通信
2.3.1 UDPプロトコルを使用したRPC通信
2.3.2 通信方式
2.3.3 TCPプロトコルを使用したRPC通信との差異
2.3.4 UDPプロトコルを使用したRPC通信で使用できるAPI
2.3.5 注意事項
2.4 UDP通信機能
2.4.1 UDPプロトコルを使用した通信
2.4.2 輻輳制御
2.4.3 複数メッセージの一括送受信機能
2.4.4 W-send機能
2.4.5 UDP通信機能で使用するリソース
2.4.6 ポート構成
2.4.7 UDP通信機能で使用するタイマ
2.4.8 負荷分散機能
2.5 トランザクション制御
2.5.1 TP1キャッシュ機能使用時のCLサーバでのトランザクション
2.5.2 関連するAPI
2.5.3 トランザクショナルRPCの抑止(CLサーバ)
2.5.4 RPC応答の送信タイミング変更機能
2.6 処理キューの制御
2.6.1 TP1キャッシュ機能使用時の処理キューの制御方式
2.6.2 メッセージの同時引き出しの有無
2.6.3 後続メッセージの読み出し
2.6.4 読み出しメッセージの差し戻し
2.6.5 ロールバック時の読み出しメッセージの扱い(ロールバックリトライ)
2.6.6 プロセス終了時の未読み出しメッセージの扱い
2.6.7 サービス先行解放
2.6.8 連鎖モード連携機能
2.7 ステータスファイルレス機能
2.8 メモリの管理
2.8.1 バッファの管理
2.8.2 ワーク領域の管理
2.8.3 バッファ不足時の面数拡張
2.8.4 大量処理用メモリ管理機能
2.9 キューダンプ機能
2.9.1 キューダンプ機能の概要
2.9.2 滞留メッセージのキューダンプファイルへの出力
2.9.3 キューダンプファイルに出力されたメッセージの参照
2.10 UAPのテスト支援機能
2.10.1 CLサーバのシミュレート機能
2.11 CL単独起動機能
3. XTCが扱うファイルの種類と容量見積もり
3.1 XTCが扱うファイルの種類
3.2 ファイルの容量見積もり
3.2.1 キューダンプファイルの容量見積もり
3.2.2 TASKTMファイルの容量見積もり
3.2.3 回線トレースファイルの容量見積もり
3.2.4 メモリダンプファイルの容量見積もり
4. 環境設定
4.1 環境設定の概要
4.2 TP1/Server Base管理者の設定
4.3 インストール
4.4 システム定義の設定
4.5 OSへの登録,ファイルシステム領域の作成
4.6 ファイルの作成,リソースマネジャの登録
4.7 データベースの準備
4.8 HAモニタの環境設定
4.8.1 CLサーバの場合
4.8.2 HAサーバの場合
5. システム定義
5.1 システム定義の概要
5.1.1 定義の体系
5.1.2 定義の構成
5.1.3 定義の規則
5.1.4 CLサーバでの注意事項
5.2 TP1/EEサービス定義
5.2.1 TP1キャッシュ機能使用時に指定できないTP1/EEサービス定義
5.2.2 CLサーバで指定できないTP1/EEサービス定義
5.2.3 HAサーバで指定できないTP1/EEサービス定義
5.3 XTCサービス定義
メモリ関連定義
RPC関連定義
ユーザサービス関連定義
ユーザサービス関連定義(コマンド形式)
トラブルシュート関連定義
トランザクション関連定義
ステータスファイル関連定義
サービスグループ情報関連定義(コマンド形式)
高速メッセージ送信関連定義
クラスタ連携関連定義
HAモニタ関連定義
送信先サービス関連定義(コマンド形式)
UDPグループ情報関連定義(コマンド形式)
HAサーバで指定できないXTCサービス定義
6. 運用
6.1 XTCの開始
6.1.1 HAサーバでのXTCの開始
6.1.2 CLサーバでのXTCの開始
6.2 XTCの終了
6.2.1 HAサーバでのXTCの終了
6.2.2 CLサーバでのXTCの終了
6.3 ファイルの運用
6.3.1 回線トレースファイルの運用
6.4 運用コマンド
運用コマンドの一覧
eeactsv(サービスの閉塞解除)
eedctsv(サービスの閉塞)
eehamls(系の状態表示)
eelspce(処理キュー制御用バッファの状態表示およびサービスの最大同時処理限界数の変更)
eelspcenum(処理キュー制御用バッファの状態表示(通番付き))
eemchotqact(出力キューの閉塞解除)
eemchotqdct(出力キューの閉塞)
eemchotqend(出力キューの未送信メッセージの監視終了)
eemchotqls(出力キューの状態表示)
eemchotqskip(出力キューの未送信メッセージのスキップ)
eepcerefer(滞留メッセージのファイル出力)
eepceskip(滞留メッセージのスキップ)
eetrbqueed(キューダンプファイルの編集)
eetrbwtor(メッセージへの応答)
7. CL連携による系切り替え機能
7.1 CL連携の概要
7.1.1 CL連携による系切り替え
7.1.2 待機系がなくなった場合のXTCの処理
7.1.3 系が切り替わるときの処理の流れ
7.1.4 CL連携時の制限事項
7.1.5 HAモニタ情報ファイル
7.2 自動系切り替えの監視対象となる障害
7.2.1 HAモニタが監視する障害
7.2.2 系切り替えの単位
7.3 系の状態表示
7.4 実行系孤立状態になった場合の対処
7.5 実行系と待機系の間で通信障害が発生した場合の対処
7.5.1 通信障害が発生した場合のXTCの処理と管理者の対処
7.5.2 実行系とすべての待機系との間で通信ができない場合のXTCの処理
7.6 転送処理によるリソースの永続化
7.6.1 待機系に転送されるリソース
7.6.2 入力メッセージの永続化
7.6.3 トランザクションと同期して転送されるリソースの永続化
7.6.4 トランザクションと非同期に転送されるリソースの永続化
7.6.5 UAPからロールバック要求があった場合の転送処理
7.6.6 UAPが異常終了した場合の転送処理
7.7 システム間通信でのメッセージ転送処理
7.7.1 一方送信メッセージの処理の流れ
7.7.2 CL同期メッセージの処理の流れ
7.8 転送処理での時間監視機能
7.8.1 送信メッセージの監視
7.8.2 待機系で仕掛かり中のリソースの監視
7.9 転送処理で障害が発生したときのXTCの処理
7.10 系切り替えが発生したときのXTCの処理
7.11 CLサーバで実行できるHAモニタのコマンド
8. 障害時の運用
8.1 想定される障害
8.1.1 XTCの開始時に発生する障害
8.1.2 XTCの終了時に発生する障害
8.1.3 メッセージの送受信で発生する障害
8.1.4 キュー満杯時に発生する障害
8.1.5 システムダウン時の動作
8.1.6 UAPの障害(SQLでの問題)
8.2 障害に備えて取得する情報
付録
付録A インストールディレクトリとファイル
付録B 各バージョンの変更内容
付録C 用語解説
索引