5.1.4 CLサーバでの注意事項

CLサーバを構成する各TP1/EEの定義は,記述順序も含めて,基本的には同じにしてください。ただし,サーバごとに異なる値の設定が必要な定義(自ホスト名など,ネットワークに関連する定義)は除きます。

また,CLサーバでは,構成するすべてのTP1/EEで異なる値を指定しなければならないオペランドがあります。詳細を次の表に示します。

表5-2 CLサーバを構成するすべてのTP1/EEで異なる値を指定しなければならないオペランド

項番定義異なる値を指定しなければならないオペランド
1TP1/EEサービス定義RPC関連定義node_idオペランド

また,CLサーバでは指定できないオペランドを次の表に示します。これらを指定すると,定義エラーとなります。

表5-3 CLサーバでは指定できないオペランド

項番定義指定できないオペランド
1TP1/EEサービス定義トランザクション関連定義trnstringオペランド
2XTCサービス定義トランザクション関連定義
  • trn_transactional_rpcless_useオペランドにNを指定
  • trn_transactional_rpcless_useオペランドを省略
3ステータスファイル関連定義
  • sts_fileless_useオペランドにNを指定
  • sts_fileless_useオペランドを省略
4sts_fileless_levelオペランドに2を指定