7.1.5 HAモニタ情報ファイル

XTCがHAモニタに接続したとき,$DCDIR/spool/dceeinf下にHAモニタ情報ファイルが作成されます。このファイルはXTCとHAモニタの間で使用され,XTCの正常終了時,XTCがHAモニタ情報ファイルを自動的に削除します。

XTCの稼働中にHAモニタ情報ファイルの読み込みまたは書き込みに失敗すると,XTCは異常終了します。この場合,原因を取り除いたあとに,XTCを再起動する必要があります。

なお,XTCが異常終了した場合,HAモニタ情報ファイルが自動的に削除されないことがあります。XTCの再起動時にHAモニタ情報ファイルが存在すると,KAMN308-Eメッセージ(待機サーバが異常終了した旨のメッセージ)が出力されますが,XTCの再起動には影響ありません。そのため,このメッセージは無視してください。