2.2.2 UDP通信機能によるシステム間通信の流れ

高速メッセージ送信制御は,UDP通信機能によって実現しています。

UDP通信機能では,メッセージの整合性を保証するために送達確認を行います。UDP通信機能によるシステム間通信の流れを次の図に示します。

図2-4 UDP通信機能によるシステム間通信の流れ

[図データ]

説明
  1. 送信側のUAPから,一方送信メッセージの送信要求を行います。
  2. UDP通信機能によって,一方送信メッセージを送信します。
  3. 受信側では,一方送信メッセージに対する肯定応答(ACK)を送信します。
  4. 送達確認用の処理キューを登録し,送信スレッドから肯定応答不要で送達確認メッセージを送信します。
  5. 送信側は,受信要求を行って,一方送信メッセージに対する送達確認メッセージを受信します。

UDP通信機能の詳細については,「2.4 UDP通信機能」を参照してください。