2.1.2 高信頼性を実現する機能

高信頼性を実現する機能として,次の図に示す機能があります。

図2-2 高信頼性を実現する機能

[図データ]

■再送制御
UDPプロトコルによって送受信するデータの整合性を保証するために,メッセージがロストした場合でも,再送制御によってメッセージを保証します。
詳細については,「2.4 UDP通信機能」を参照してください。
■キューダンプ機能
オンライン終了時にキューに滞留したメッセージをファイル出力することで,次回オンライン開始時の整合性を保ちます。
詳細については,「2.9 キューダンプ機能」を参照してください。
■ネットワーク経路の二重化(W-send機能)
ネットワーク経路を二重化した構成にすることで,ネットワークの信頼性を高めることができます。
詳細については,「2.4 UDP通信機能」を参照してください。
■マルチキャスト送受信(高速メッセージ送信制御)
メッセージをマルチキャストで送受信することによって,系切り替え時のフェールオーバ時間を短縮できます。
■3台構成のCLサーバ
CLサーバを3台構成にすることで,データの高信頼性を確保します。
詳細については,「7. CL連携による系切り替え機能」を参照してください。