ステータスファイル関連定義

ここでは,ステータスファイル関連定義の各オペランドについて説明します。

形式

〔set sts_fileless_use={Y|N}〕
〔set sts_fileless_level={1|2}〕

オペランドの説明

sts_fileless_use={Y|N

  ~《N》
ステータスファイルレス機能を使用するかどうかを指定します。ステータスファイルレス機能については,「2.7 ステータスファイルレス機能」を参照してください。
Y:
ステータスファイルレス機能を使用します。
N:
ステータスファイルレス機能を使用しません。
XAインタフェースによるトランザクションを実行する場合,またはトランザクショナルRPCを使用する場合,Yは指定できません。

sts_fileless_level={1|2}

  ~《1》
ステータスファイルレス機能使用時,システム制御情報の取得レベルを指定します。sts_fileless_levelオペランドは,sts_fileless_useオペランドにYを指定している場合にだけ有効です。
1:
全体レスとなります(すべてのシステム制御情報を取得しません)。CLサーバの場合に,必ず指定してください。
1を指定した場合,ステータスファイル自体を使用しません。ほかのステータスファイル関連定義を指定しても無効になります。
2:
部分レスとなります(トランザクションに関連するシステム制御情報を取得しません)。HAサーバの場合に,任意で指定してください。
2を指定した場合,ステータスファイルは使用します。ステータスファイル関連定義の必須定義は指定してください。