HAサーバの場合に,回線トレースファイルのサイズの見積もりに必要な情報を次に示します。ここで求める値を,TP1/EEの見積もりサイズに加算してください。
- トランザクション単位のバイト数:328
- メッセージ受信単位のバイト数:600
- 1ブロック単位に付加する情報のバイト数:96
- 1ファイル単位に付加する情報のバイト数:128+34×(サービス数)+256
- パケット数:(↑メッセージ長÷(パケットサイズ※1)↑+1)※2
- 注※1
- パケットサイズは次の計算式で求めます。
rpc_udp_packet_sizeオペランドの指定値-96 |
- 注※2
- W-send機能使用時は2倍にしてください。
全体の回線トレースファイルのサイズは次の計算式で求めます。
全体の回線トレースファイルのサイズ(T)=
(328×x)+(600×y1)+(600×y2)+(600×p×z)
+(↑(((328×x)+(600×y1)+(600×p×y2)
+(600×p×z))÷b)↑×96)
+(128+34×(s)+256) |
- (凡例)
- b:バッファサイズ※
- p:パケット数
- s:サービス数
- x:トランザクション数
- y1:受信メッセージ数(RPCメッセージ)
- y2:受信メッセージ数(MCHメッセージ)
- z:送信メッセージ数
- 注※
- バッファサイズには次に示す値を指定します。
- トラブルシュート関連定義のtrb_extend_functionオペランドに00000001を論理和で指定した場合
trb_line_trace_buffer_sizeオペランドでの指定値とtrb_line_cmtrace_buffer_sizeオペランドでの指定値の小さい方
- トラブルシュート関連定義のtrb_extend_functionオペランドを省略するか,または00000000を論理和で指定した場合
trb_line_trace_buffer_sizeオペランドでの指定値
CLサーバの場合に,回線トレースファイルのサイズの見積もりに必要な情報を次に示します。ここで求める値を,TP1/EEの見積もりサイズに加算してください。
- トランザクション単位のバイト数:328
- メッセージ受信単位のバイト数:600
- メッセージ送信単位のバイト数:600
- 送達確認メッセージ送信単位のバイト数:1800
- 1ブロック単位に付加する情報のバイト数:96
- 1ファイル単位に付加する情報のバイト数:128+34×(サービス数)
- パケット数:(↑メッセージ長÷(パケットサイズ※1)↑+1)※2
- 注※1
- パケットサイズは次の計算式で求めます。
rpc_udp_packet_sizeオペランドの指定値-96 |
- 注※2
- W-send機能使用時は2倍にしてください。
- XDBの更新ログのバイト数:D
- (凡例)
- Ni:挿入(INSERT)した行の数
- Nu:更新(UPDATE)した行の数
- Nd:削除(DELETE)した行の数
- Lk:k番目に挿入(INSERT)した行の行長
- Mk:k番目に更新(UPDATE)した行の行長
全体の回線トレースファイルのサイズは次の計算式で求めます。
全体の回線トレースファイルのサイズ(T)=
(328×x1)+(600×p×y)+(600×p×z)
+(600×p×t)+(600×↑D÷8388608↑×x2)
+1644×(x1+x2+y+z+t)
+(↑(((328×x1)+(600×p×y)+(600×p×z)
+(600×p×t)+(600×↑D÷8388608↑×x2)
+1644×(x1+x2+y+z+t))÷b)↑×96)
+(128+34×(s)) |
- (凡例)
- D:XDBの更新ログのバイト数
- b:バッファサイズ※
- p:パケット数
- s:サービス数
- t:ee_tim_execap関数(永続指定)を発行した回数
- x1:トランザクション数(SQL発行なし)
- x2:トランザクション数(SQL発行あり)
- y:受信メッセージ数
- z:送信メッセージ数
- 注※
- バッファサイズには次に示す値を指定します。
- トラブルシュート関連定義のtrb_extend_functionオペランドに00000001を論理和で指定した場合
trb_line_trace_buffer_sizeオペランドでの指定値とtrb_line_cmtrace_buffer_sizeオペランドでの指定値の小さい方
- トラブルシュート関連定義のtrb_extend_functionオペランドを省略するか,または00000000を論理和で指定した場合
trb_line_trace_buffer_sizeオペランドでの指定値