高速トランザクション処理基盤 TP1/EE/Extended Transaction Controller 使用の手引
CL連携では,実行系と待機系の間で通信を行い,実行系の状態を待機系に逐次反映しています。実行系と待機系の間で通信障害が発生した場合,通信障害が発生した待機系をクラスタグループから切り離します。
実行系と待機系の間で通信障害が発生した場合のXTCの処理を次の図に示します。
図7-4 実行系と待機系の間で通信障害が発生した場合のXTCの処理
通信障害によって待機系がなくなり,実行系孤立状態になった場合は,メモリ上のダンプ情報をファイルに出力して停止します。詳細については,「7.1.2 待機系がなくなった場合のXTCの処理」を参照してください。
なお,通信障害はHAモニタで監視できません。そのため,HAモニタが管理しているサーバの状態と,XTCが管理しているサーバの状態が異なることがあります。
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