高速トランザクション処理基盤 TP1/EE/Extended Transaction Controller 使用の手引

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

2.3.4 UDPプロトコルを使用したRPC通信で使用できるAPI

UDPプロトコルを使用したRPC通信で使用できるAPIを次の表に示します。

表2-9 UDPプロトコルを使用したRPC通信で使用できるAPI

項番 API 内容 使用可否
1 ee_rpc_call 遠隔サービスの要求
2 ee_rpc_cmtsend トランザクションと同期して送信する非応答型RPC要求 ×
3 ee_rpc_poll_any_replies 非同期応答型RPCの応答受信
4 ee_rpc_discard_further_replies すべての非同期応答型RPCの応答受信拒否
5 ee_rpc_discard_specific_reply 特定の非同期応答型RPCの応答受信拒否
6 ee_rpc_get_error_descriptor エラーが発生した非同期応答型RPCの識別子取得
7 ee_rpc_set_watch_time サービスの同期応答型RPCの応答待ち時間の更新
8 ee_rpc_get_watch_time サービスの同期応答型RPCの応答待ち時間の参照
9 ee_rpc_reply_suspend RPC応答メッセージ送信の抑止 UDPプロトコルを使用する場合は,抑止できません(APIエラーとなります)。
10 ee_rpc_reply_send 抑止していたRPC応答メッセージの送信 ×
(凡例)
○:使用できます。
×:使用できません。
注※
この機能を使用する場合,ee_rpc_call関数のflags引数にEERPC_UDPを指定します。