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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB95745-E

コマンドが失敗しました。コマンド名=aa....aa,OPEN状態管理表名=bb....bb,理由コード=cc....cc,詳細情報1=dd....dd,詳細情報2=ee....ee

Command execution has failed. command name = aa....aa, OPEN management table name = bb....bb, reason code = cc....cc, detail information 1 = dd....dd, detail information 2 = ee....ee  (E)(NOS)

コマンドが失敗しました。

aa....aa:コマンド名

bb....bb:OPEN状態管理表名

cc....cc:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

dd....dd:詳細情報1

TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報です。

ee....ee:詳細情報2

TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報です。

(S)コマンド処理を終了します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

ALREADY_CHANGED

ほかのBCMのOBM管理表が初期化されています。ほかのBCMがすべてのOBMをOPENするまで自BCMのOBM管理表を初期化できません。

ほかのBCMをeesvstartで開始してください。また,自BCMで未実行状態でないOBMがある場合は,正常終了,または強制終了させてください。

DIFFERENT

-sにnormalを指定した場合は,-Oに指定したOBM構成定義オブジェクトが前回eeominithコマンドを実行したときの-Oに指定したOBM構成定義オブジェクトではありません。

-sにswitchを指定した場合は,-oに指定したOBM構成定義オブジェクトが前回eeominithコマンドを実行したときの-oに指定したOBM構成定義オブジェクトではありません。

-sにnormalを指定した場合は,-Oに前回eeominithコマンドを実行したときの-Oに指定したOBM構成定義オブジェクトを指定してください。

-sにswitchを指定した場合は,-oに前回eeominithコマンドを実行したときの-oに指定したOBM構成定義オブジェクトを指定してください。

INIT

OPEN状態管理表が初期化されていません。

eeobminithコマンドを-sオプションを指定,-Oオプションを省略して実行してください。

LOCK

表の排他が確保できませんでした。

しばらく待ってから,コマンドを再実行してください。このメッセージが繰り返し出力される場合は,HiRDBのエラー情報を基に表の排他をしているトランザクションの状態を確認してください。

NOT_OPEN

OPEN状態がコマンドを実行できる状態ではありません。

eeobminithコマンドに-Oオプションを指定して実行した場合は,-sに指定したBCMでOPENしているOBMがあります。

-Oオプションを指定しないで実行した場合は,-sに指定したBCMでOPENしていないBCMがあります。

eebcmtbllshコマンドを実行しOPEN状態を確認してください。

-Oオプションを指定していた場合は,-sに指定した値で表示されているOBMを正常終了,または強制終了させてください。

-Oオプションを省略した場合は,-sに指定した値とは異なる値で表示されるOBMを正常終了,または強制終了させてください。

OTHER

内部矛盾を検知しました。

保守員に連絡してください。

SQL

SQLでエラーが発生しました。

直前に出力されているKFSB95712-Eメッセージを参照してSQLエラーの原因を取り除いてください。

TABLE

表の構成が不正です。

-Sオプションに指定したOPEN状態管理表名に誤りがないか確認してください。

接続するHiRDBが誤っていないか,または環境変数PDHOST,環境変数PDNAMEPORT,および環境変数PDUSERの設定を確認してください。