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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB95503-E

コマンド処理でエラーが発生しました。コマンド名=aa....aa,理由コード=bbbb,詳細コード=cc....cc

An error occurred during command processing. command name = aa....aa, reason code = bbbb, detail code = cc....cc  (E)(NOS)

オフラインバッチ制御コマンド処理でエラーが発生したため,処理を中止しました。

aa....aa:コマンド名

bbbb:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

cc....cc:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

(S)コマンドの処理をしないで終了します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

データ連携支援の場合は,一覧内のコマンド名を次に示すコマンド名に読み替えてください。

  • eebppsetup → eeaphsetuprks

  • eebpprun → eeaphrunrksh

  • eebppjobls → eeaphjoblsrks

    理由コード

    意味

    対策

    0001

    オフラインバッチ環境が構築されていません。

    TP1/FSPのeebppsetupコマンドの場合

    指定したディレクトリを見直してください。指定したディレクトリが正しい場合は,eebppsetupコマンドに-yオプションを追加して再実行してください。

    それ以外のコマンドの場合

    オフラインバッチ環境の状態を確認してください。

    0002

    TP1/FSPがインストールされていません。

    TP1/FSPをインストールしたあとで,コマンドを再実行してください。

    0003

    オフラインバッチ環境が構築済みです。

    TP1/FSPのeebppsetupコマンドで指定したディレクトリを見直してください。指定したディレクトリが正しい場合は,eebppsetupコマンドに-yオプションを追加して再実行してください。

    0004

    指定されたディレクトリが不正です。

    TP1/FSPのeebppsetupコマンドで指定したディレクトリを見直してください。

    1001

    コマンドの実行権限がありません。

    コマンドを実行するユーザが適切であるか確認してください。

    1002

    リソースが不足しています。

    直前にメッセージが出力されている場合は,そのメッセージを基に対策してください。メッセージが出力されていない場合は,システムのリソース状態を確認してください。

    1004

    環境変数の設定に失敗しました。

    しばらく待ってから,コマンドを再実行してください。このメッセージが繰り返し出力される場合は,OS全体のメモリ使用状況を確認してください。

    1005

    定義ファイルの退避に失敗しました。

    なし。

    1006

    オフラインバッチ環境が不正です。

    TP1/FSPのeebpprunコマンド,およびeebppjoblsコマンドの場合は,次の内容を確認してください。

    • 実行ユーザはオフラインバッチ環境の所有者と同じか。

    • オフラインバッチ環境のパス構成要素のアクセス権は適切か。

    • 環境変数EEBPPDIRの設定値は正しいか。

    TP1/FSPのeebppsetupコマンドの場合は,指定したオフラインバッチホームディレクトリ内のファイル,およびディレクトリをrmコマンドで削除したあと,オフラインバッチ環境を再構築してください。

    1007

    1008

    同環境内でジョブ名が一致するeebpprunコマンドが実行中です。

    または,eebppsetupコマンドが実行中です。

    eebpprunコマンドの場合は,同環境内でジョブ名が一致するeebpprunコマンド,またはeebppsetupコマンドが終了したあとで,コマンドを再実行してください。

    eebppsetupコマンドの場合は,同環境内のすべてのeebpprunコマンド,またはeebppsetupコマンドが終了したあとで,コマンドを再実行してください。

    1009

    コマンドの実行が競合しました。

    コマンドを再実行してください。

    1010

    ジョブ実行環境の作成に失敗しました。

    オフラインバッチ環境を再構築してください。

    1011

    1012

    1013

    1014

    1015

    環境変数の取得に失敗しました。

    オフラインバッチプロセス,または運用コマンドの実行に必要な環境変数の設定の有無を確認してください。

    1016

    メッセージの初期化に失敗しました。

    直前に出力されているメッセージを見て対策してください。

    1017

    保守情報ファイルの更新に失敗しました。

    ディスク容量が不足していないか,またはファイルシステムに異常がないかを確認してください。

    2001

    • オフラインバッチの場合

      オフラインバッチ定義ファイル不正

    • データ連携支援の場合

      TP1/EEサービス定義ファイル不正

    指定した定義ファイルの有無およびアクセス権を確認してください。

    2002

    環境変数EEBPPMODULEDIRが不正です。

    環境変数の設定値を確認してください。

    2003

    環境変数EEBPPBSENTPTRが不正です。

    3001

    子プロセスの起動通知が完了する前に子プロセスがプロセスダウンしました。

    コマンドを再実行してください。

    3002

    子プロセスの起動通知が完了する前に親プロセスがプロセスダウンしました。

    コマンドを再実行してください。

    8001

    子プロセスでOSコマンドに失敗しました。

    保守員に連絡してください。

    8002

    子プロセスでファイルアクセスに失敗しました。

    オフラインバッチ環境を再構築してください。

    8003

    不完全な状態のオフラインバッチ環境ディレクトリが指定されました。

    TP1/FSPのeebppsetupコマンドで指定したディレクトリを見直してください。指定したディレクトリが正しい場合は,eebppsetupコマンドに-yオプションを追加して再実行してください。

    8090

    子プロセスでOSコマンドに失敗しました。

    保守員に連絡してください。

    8091

    9000

    内部矛盾が発生しました。

    上記以外

    予期しない障害が発生しました。