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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB95040-E

UAP共用ライブラリ同時入替え機能によるトランザクションの静止化解除に失敗しました。

aaaa(bbbb)[,aaaa(bbbb)...]

An attempt to unstaticize a transaction using the functionality that simultaneously replaces UAP common libraries failed.

aaaa(bbbb)[,aaaa(bbbb)...]  (E)(NOS)

TP1/FSPのeechglibコマンドによるトランザクションの静止化解除に失敗しました。

aaaa(bbbb):障害が発生したノードの情報

aaaa:ノード識別子

bbbb:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

このメッセージでノード識別子に****が表示された場合は,コマンドを受け付けたノードのエラーを示します。ノード識別子と理由コードの組み合わせは1行に5個まで表示されます。そのため,失敗したノードが5個を超える場合には複数行で表示されます。

(S)コマンド処理を終了します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

0001

すでにTP1/FSPのeechglibコマンド,またはeeexecutコマンドが実行中です。

先に実行中のコマンドが終了してからコマンドを再実行してください。

0002

RPCの発行に失敗しました。

TP1/EEのメッセージログファイルに出力されているメッセージがある場合は,その原因を取り除いてください。

または,-oオプションで指定したサービスグループの指定値を見直してください。

0003

実行サーバからの応答がタイムアウトしました。

ネットワークの状態または実行サーバの状態を確認してください。

0007

TP1/EEサービス定義が不正です。

TP1/FSPのユーザサービス関連定義のuapdir_exchange_useオペランド,およびRPC関連定義のname_useオペランドの指定値を見直し,コマンドを再実行してください。

実行サーバ側のTP1/FSPのユーザサービス関連定義のuapdir_exchange_useオペランド,およびプロセス関連定義のfsp_useオペランドの指定値を見直してください。

0008

実行サーバ側でサービスの処理キュー登録に失敗しました。

しばらく待ってから,コマンドを再実行してください。コマンドを再実行しても現象が改善されない場合は実行サーバのメモリ関連定義のpce_noオペランドの指定値を見直してください。

0009

実行タイミングが不正です。

なし。

0010

システムエラーが発生しました。

実行サーバ側のプロセス関連定義のfsp_useオペランドの指定値を見直してください。

または,実行サーバのTP1/EEのバージョンが古くないか確認してください。

上記以外の場合は保守員に連絡してください。