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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB92008-E

表の構造不正を検知しました。コマンド名=aa....aa,PJ引継ぎ情報名=bb....bb,対象=cc....cc,表名=dd....dd,理由コード=eeee,詳細コード=ff....ff

A table structure error was detected. command name = aa....aa, PJ checkpoint information name = bb....bb, object = cc....cc, table name = dd....dd, reason code = eeee, detail code = ff....ff  (E)(NOS)

表の構造不正を検知しました。

aa....aa:コマンド名

bb....bb:PJ引き継ぎ情報名

cc....cc:処理の対象

0010:PJ管理表

0011:PJ突き合わせ表

dd....dd:PJ管理表,またはPJ突き合わせ表の表名

eeee:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

ff....ff:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

(S)コマンド処理を終了します。

(O)理由コード一覧に示す原因を取り除き,コマンドを再実行してください。

〔対策〕接続先のDBMSのバージョンが,TP1/EEが前提としているバージョンかどうか確認してください。バージョンが正しい場合は,理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

0101

表の構造が不正です。

dd....ddで示す表が,eeaphpjtblh/eerksaphpjtblhコマンドで作成した表かどうか確認してください。eeaphpjtblh/eerksaphpjtblhコマンドで作成した表の場合は,表の作成後にALTER TABLE文などによって表定義を変更していないか確認してください。表定義を変更している場合は,次の対策をしてください。表定義を変更していない場合は,保守員に連絡してください。

処理対象がPJ管理表の場合

DROP TABLE文を実行して,該当するPJ引き継ぎ情報の対象であるPJ管理表およびPJ突き合わせ表を削除してください。

該当するPJ引き継ぎ情報を削除したあとで,必要に応じてeeaphpjtblh/eerksaphpjtblhコマンドでPJ引き継ぎ情報を作成してください。

処理対象がPJ突き合わせ表の場合

DROP TABLE文を実行して該当するPJ突き合わせ表を削除してください。

該当するPJ突き合わせ表の削除後,eeaphpjtblrmh/eerksaphpjtblrmhコマンドで該当するPJ引き継ぎ情報を削除してください。

該当するPJ引き継ぎ情報を削除したあとで,必要に応じてeeaphpjtblh/eerksaphpjtblhコマンドでPJ引き継ぎ情報を作成してください。

0102

表の列の構造が不正です。

0201

表の注釈の内容が不正です。

dd....ddで示す表がeeaphpjtblh/eerksaphpjtblhコマンドで作成した表かどうか確認してください。eeaphpjtblh/eerksaphpjtblhコマンドで作成した表の場合は,表の作成後にCOMMENT文などで表の注釈を変更していないか確認してください。表の注釈を変更している場合は,次の対策をしてください。表の注釈を変更していない場合は,保守員に連絡してください。

処理対象がPJ管理表の場合

DROP TABLE文を実行して,該当するPJ引き継ぎ情報の対象であるPJ管理表およびPJ突き合わせ表を削除してください。

該当するPJ引き継ぎ情報を削除したあとで,必要に応じてeeaphpjtblh/eerksaphpjtblhコマンドでPJ引き継ぎ情報を作成してください。

処理対象がPJ突き合わせ表の場合

DROP TABLE文を実行して該当するPJ突き合わせ表を削除してください。

該当するPJ突き合わせ表の削除後,eeaphpjtblrmh/eerksaphpjtblrmhコマンドで該当するPJ引き継ぎ情報を削除してください。

該当するPJ引き継ぎ情報を削除したあとで,必要に応じてeeaphpjtblh/eerksaphpjtblhコマンドでPJ引き継ぎ情報を作成してください。

0301

表に格納されている行数が不正です。

dd....ddで示す表がeeaphpjtblh/eerksaphpjtblhコマンドで作成した表かどうか確認してください。eeaphpjtblh/eerksaphpjtblhコマンドで作成した表の場合は,表の作成後にデータ連携支援が提供するコマンドや,データ抽出ユティリティのAPI以外で表を更新していないか確認してください。表を変更している場合は,次の対策をしてください。表を変更していない場合は,保守員に連絡してください。

処理対象がPJ管理表の場合

DROP TABLE文を実行して,該当するPJ引き継ぎ情報の対象であるPJ管理表およびPJ突き合わせ表を削除してください。

該当するPJ引き継ぎ情報を削除したあとで,必要に応じてeeaphpjtblh/eerksaphpjtblhコマンドでPJ引き継ぎ情報を作成してください。

処理対象がPJ突き合わせ表の場合

DROP TABLE文を実行して,該当するPJ突き合わせ表を削除してください。

該当するPJ突き合わせ表の削除後,eeaphpjtblrmh/eerksaphpjtblrmhコマンドで該当するPJ引き継ぎ情報を削除してください。

該当するPJ引き継ぎ情報を削除したあとで,必要に応じてeeaphpjtblh/eerksaphpjtblhコマンドでPJ引き継ぎ情報を作成してください。

0302

表に格納されている値が不正です。

0401

表が未完成です。

該当する表を作成しているeeaphpjtblh/eerksaphpjtblhコマンドを実行中でないか確認してください。

コマンドの実行中の場合は,コマンドが終了するのを待ってコマンドを再実行してください。

コマンドの実行中ではない場合は,dd....ddで示す表がeeaphpjtblh/eerksaphpjtblhコマンドで作成した表かどうか確認してください。eeaphpjtblh/eerksaphpjtblhコマンドで作成した表の場合は,eeaphpjtblrmh/eerksaphpjtblrmhコマンドで該当するPJ引き継ぎ情報を削除してください。該当するPJ引き継ぎ情報を削除したあとで,必要に応じてeeaphpjtblh/eerksaphpjtblhコマンドでPJ引き継ぎ情報を作成してください。

0402

PJ突き合わせ表の拡張が完了していません。

該当するPJ突き合わせ表を拡張しているeeaphpjtblh/eerksaphpjtblh -xコマンドの実行中でないか確認してください。

コマンドの実行中の場合は,コマンドが終了するのを待ってコマンドを再実行してください。

コマンドの実行中ではない場合は,dd....ddで示すPJ突き合わせ表がeeaphpjtblh/eerksaphpjtblh -xコマンドでの拡張に失敗した表かどうか確認してください。拡張に失敗した表の場合は,eeaphpjtblh/eerksaphpjtblh -xコマンドでPJ突き合わせ表の拡張を完了させてください。PJ突き合わせ表の拡張に失敗していない場合は,保守員に連絡してください。

0501

表に格納されている値が不正です。

理由コード0302の対策を参照してください。

9000

予期しない障害が発生しました。

保守員に連絡してください。