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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB90959-E

コマンドが失敗しました。コマンド名=aa....aa,UAP履歴情報グループ名=bb....bb,対象=cccc,表名=dd....dd,理由コード=eeee,詳細コード=ff....ff

Command execution failed. command name = aa....aa, UAP log information group name = bb....bb, object = cccc, table name = dd....dd, reason code = eeee, detail code = ff....ff  (E)(NOS)

コマンド実行中にエラーが発生しました。

aa....aa:コマンド名

bb....bb:UAP履歴情報グループ名

UAP履歴情報グループ名が不明な場合は,*を表示します。

cccc:処理の対象

0001:グループ管理表

0002:履歴情報表

0003:通番割り当てルーチン

0004:スワップ前処理ルーチン

0005:スワップ後処理ルーチン

dd....dd:グループ管理表名,履歴情報表名,またはストアドルーチン名

eeee:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

ff....ff:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

(S)コマンド処理を終了します。

(O)理由コード一覧に示した原因を取り除き,コマンドを再実行してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

0001

作成予定の表またはストアドルーチンがすでにあります。

または,作成予定の履歴情報表はすでに該当するUAP履歴情報グループに登録されています。

UAP履歴情報グループ名または履歴情報表名を確認してください。

表またはストアドルーチンを再作成したい場合は,次のどれかの方法で表またはストアドルーチンを削除したあとで,コマンドを再実行してください。ただし,障害中状態の履歴情報表を再作成したい場合は,削除しなくてもTP1/FSPのeeaphtblhコマンドに-rオプションを指定してコマンドを実行すれば再作成できます。

TP1/FSPのeeaphgrphコマンドで作成した表またはストアドルーチンのとき

TP1/FSPのeeaphgrprmhコマンドを実行してください。

TP1/FSPのeeaphtblhコマンドで作成した表のとき

TP1/FSPのeeaphtblrmhコマンドを実行してください。

TP1/FSPのeeaphrtblhコマンドで作成した表のとき

TP1/FSPのeeaphrtblrmhコマンドを実行してください。

TP1/FSPのeeaphgrphコマンド,eeaphtblhコマンド,eeaphrtblhコマンド以外で作成した表またはストアドルーチンのとき

DROP TABLE文やDROP PROCEDURE文などで削除してください。

0002

指定された履歴情報表は該当するUAP履歴情報グループに登録されていません。

UAP履歴情報グループ名または履歴情報表名を確認してください。

0003

該当するUAP履歴情報グループを使用しているTP1/EEプロセス状態が不正です。

TP1/FSPのeeaphlshコマンドに-nオプションを指定して実行し,該当するUAP履歴情報グループを使用しているTP1/EEプロセス状態を確認してください。必要に応じて,TP1/FSPのeeaphchgphコマンドでTP1/EEプロセス状態を変更したあと,コマンドを再実行してください。

0004

該当するUAP履歴情報グループに登録済みの履歴情報表の状態が不正です。

TP1/FSPのeeaphlshコマンドにtオプションを指定して実行し,該当するUAP履歴情報グループに登録済みの履歴情報表の状態を確認してください。必要に応じて,TP1/FSPのeeaphchghコマンドで履歴情報表の状態を変更したあと,コマンドを再実行してください。

0005

該当する履歴情報表の状態が不正です。

TP1/FSPのeeaphlshコマンドに-tオプションまたは-Tオプションを指定して実行し,該当する履歴情報表の状態を確認してください。必要に応じて,TP1/FSPのeeaphchghコマンドで履歴情報表の状態を変更したあと,コマンドを再実行してください。

0006

該当するUAP履歴情報グループに登録できる履歴情報表の数を超過しています。

TP1/FSPのeeaphtblrmhコマンドで該当するUAP履歴情報グループに登録済みの履歴情報表を削除したあと,コマンドを再実行してください。

0007

ノード数が不正です。

TP1/FSPのeeaphmodhコマンドの-cオプションにaddを指定した場合,ノード識別子の登録数が64件を超えます。追加が必要な場合は,登録済みの不要なノード識別子をeeaphmodhコマンドで削除してください。

-cオプションにdelを指定した場合,ノード識別子の登録数が0件になります。削除が必要な場合は,いったんeeaphmodhコマンドで別のノード識別子を追加してください。

0008

ノード識別子は登録済み,または削除済みです。

なし。

0100

実行途中で異常が発生しました。

表情報が不一致になっているおそれがあります。TP1/FSPのeeaphlshコマンドに-nオプションまたは-Nオプションを指定し,ノード識別子の情報を確認して,必要に応じてコマンドを再実行してください。

9000

予期しない障害が発生しました。

保守員に連絡してください。