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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB90937-E

表の構造不正を検知しました。コマンド名=aa....aa,UAP履歴情報グループ名=bb....bb,対象=cccc,表名=dd....dd,理由コード=eeee,詳細コード=ff....ff

A table structure error was detected. command name = aa....aa, UAP log information group name = bb....bb, object = cccc, table name = dd....dd, reason code = eeee, detail code = ff....ff  (E)(NOS)

表の構造不正を検知しました。

aa....aa:コマンド名

bb....bb:UAP履歴情報グループ名

UAP履歴情報グループ名が不明な場合は,*を表示します。

cccc:処理の対象

0001:グループ管理表

0002:履歴情報表

0003:通番割り当てルーチン

0004:スワップ前処理ルーチン

0005:スワップ後処理ルーチン

dd....dd:グループ管理表名,履歴情報表名,またはストアドルーチン名

eeee:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

ff....ff:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

(S)コマンド処理を終了します。

(O)理由コード一覧に示した原因を取り除き,コマンドを再実行してください。

〔対策〕接続先のDBMSのバージョンが,TP1/EEが前提としているバージョンかどうか確認してください。バージョンが正しい場合は,理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

0001

ストアドルーチンが存在しません。

DROP PROCEDURE文などでストアドルーチンを削除していないか確認してください。

ストアドルーチンを削除している場合は,TP1/FSPのeeaphgrphコマンドで該当するUAP履歴情報グループを再作成してください。

ストアドルーチンを削除していない場合は,保守員に連絡してください。

0002

指定されたUAP履歴情報グループ名に対応する表ではありません。

UAP履歴情報グループ名または履歴情報表名を確認してください。

0101

表の構造が不正です。

表名に示す表が処理の対象に該当する表かどうか確認してください。処理の対象に該当する表の場合,次の対策をしてください。

処理の対象がグループ管理表

表の作成後にALTER TABLE文などで表定義を変更していないか確認してください。

表定義を変更している場合は,TP1/FSPのeeaphgrprmhコマンドで該当するUAP履歴情報グループを削除してください。eeaphgrprmhコマンドでこのメッセージが出力された場合は,TP1/FSPの関連ドキュメントを参照してUAP履歴情報グループに関連するすべての表とストアドルーチンを削除してください。該当するUAP履歴情報グループを削除したあとで,必要に応じてTP1/FSPのeeaphgrphコマンドでUAP履歴情報グループを作成してください。

表定義を変更していない場合は,保守員に連絡してください。

処理の対象が履歴情報表

表の作成後にALTER TABLE文などで表定義を変更していないか確認してください。

表定義を変更している場合は,TP1/FSPのeeaphtblrmhコマンドまたはeeaphrtblrmhコマンドで該当する履歴情報表を削除してください。これらのコマンドでこのメッセージが出力された場合は,TP1/FSPの関連ドキュメントを参照して該当する履歴情報表を削除してください。該当する履歴情報表を削除したあとで,必要に応じてTP1/FSPのeeaphtblhコマンドまたはeeaphrtblhコマンドで履歴情報表を作成してください。

表定義を変更していない場合は,保守員に連絡してください。

0102

表の列の構造が不正です。

0201

表の注釈の内容が不正です。

表名に示す表が処理の対象に該当する表かどうか確認してください。

処理の対象に該当する表の場合は,表の作成後にCOMMENT文などで表の注釈を変更していないか確認してください。表の注釈を変更しているときは,次の対策をしてください。表の注釈を変更していないときは,保守員に連絡してください。

処理の対象がグループ管理表

TP1/FSPの関連ドキュメントを参照して該当するUAP履歴情報グループに関連するすべての表とストアドルーチンを削除してください。該当するUAP履歴情報グループを削除したあとで,必要に応じてTP1/FSPのeeaphgrphコマンドでUAP履歴情報グループを作成してください。

処理の対象が履歴情報表

TP1/FSPの関連ドキュメントを参照して該当する履歴情報表を削除してください。該当する履歴情報表を削除したあとで,必要に応じてTP1/FSPのeeaphtblhコマンドまたはeeaphrtblhコマンドで履歴情報表を作成してください。

0301

表に格納されている行数が不正です。

表名に示す表が処理の対象に該当する表かどうか確認してください。処理の対象に該当する表の場合,次の対策をしてください。

処理の対象がグループ管理表

表の作成後にUAP履歴情報取得機能が提供するコマンドや関数以外で表を更新していないか確認してください。

表を更新している場合は,TP1/FSPのeeaphgrprmhコマンドで該当するUAP履歴情報グループを削除してください。eeaphgrprmhコマンドでこのメッセージが出力された場合は,TP1/FSPの関連ドキュメントを参照して該当するUAP履歴情報グループに関連するすべての表とストアドルーチンを削除してください。該当するUAP履歴情報グループを削除したあとで,必要に応じてTP1/FSPのeeaphgrphコマンドでUAP履歴情報グループを作成してください。

表を更新していない場合は,保守員に連絡してください。

処理の対象が履歴情報表

表の作成後または履歴情報表のリロード後にUAP履歴情報取得機能が提供するコマンドや関数以外で表を更新していないか確認してください。

表を更新している場合は,TP1/FSPのeeaphtblrmhコマンドまたはeeaphrtblrmhコマンドで該当する履歴情報表を削除してください。これらのコマンドでこのメッセージが出力された場合は,TP1/FSPの関連ドキュメントを参照して該当する履歴情報表を削除してください。該当する履歴情報表を削除したあとで,必要に応じてTP1/FSPのeeaphtblhコマンドまたはeeaphrtblhコマンドで履歴情報表を作成してください。

表を更新していない場合は,保守員に連絡してください。

0302

表に格納されている値が不正です。

0303

表に格納されているデータの最大履歴情報長が不正です。

該当する履歴情報表にリロードした履歴情報表のアンロードファイルの最大履歴情報長と,該当する履歴情報表の最大履歴情報長で次の関係が成立しているか確認してください。

関係が成立している場合は,保守員に連絡してください。

履歴情報表のアンロードファイルの最大履歴情報長=該当する履歴情報表の最大履歴情報長

関係が成立していない場合は,TP1/FSPのeeaphrtblhコマンドの-zオプションに履歴情報表のアンロードファイルの最大履歴情報長を指定して,リロード用履歴情報表を作成してください。そのあと,作成した表に対してリロードを実行してください。

0401

表が未完成です。または,リロードを実行していない履歴情報表です。

該当する表を作成しているTP1/FSPのeeaphgrphコマンド,eeaphtblhコマンド,または該当する表に対する履歴情報表のリロードを実行中でないか確認してください。コマンドまたはリロードを実行中の場合は,これらが終了するのを待ってコマンドを再実行してください。コマンドまたはリロードを実行中ではない場合は,表名に示す表が処理の対象に示す表かどうか確認してください。

処理の対象に該当する表の場合,次の対策をしてください。

処理の対象がグループ管理表

TP1/FSPのeeaphgrprmhコマンドで該当するUAP履歴情報グループを削除したあと,必要に応じてTP1/FSPのeeaphgrphコマンドでUAP履歴情報グループを作成してください。

処理の対象が履歴情報表

次のどちらかの対策をしてください。

  • 該当する表が取得用履歴情報表のとき

    TP1/FSPのeeaphtblrmhコマンドで該当する履歴情報表を削除したあと,必要に応じてTP1/FSPのeeaphtblhコマンドで履歴情報表を作成してください。

  • 該当する表がリロード用履歴情報表のとき

    該当する表に対して履歴情報表のリロードを実行したあと,コマンドを再実行してください。

0501

表に格納されている値が不正です。

理由コード0302の対策を参照してください。

0601

ストアドルーチンの構造が不正です。

表名に示すストアドルーチンがTP1/FSPのeeaphgrphコマンドで作成したストアドルーチンかどうか確認してください。TP1/FSPのeeaphgrphコマンドで作成したストアドルーチンの場合は,保守員に連絡してください。

2001

グループ管理部がありません。

TP1/FSPのeeaphgrphコマンドまたはeeaphgrprmhコマンドの実行中でないか確認してください。

コマンドを再実行しても現象が改善されない場合は,表が壊れているおそれがあります。保守員に連絡してください。

2002

現用管理部がありません。

9000

予期しない障害が発生しました。

保守員に連絡してください。