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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB90935-E

コマンドの実行に失敗しました。コマンド名=aa....aa,UAP履歴情報グループ名=bb....bb,理由コード=cccc,詳細コード=dd....dd

Command execution failed. command name = aa....aa, UAP log information group name = bb....bb, reason code = cccc, detail code = dd....dd  (E)(NOS)

コマンドの実行に失敗しました。

aa....aa:コマンド名

bb....bb:UAP履歴情報グループ名

cccc:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

dd....dd:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

(S)コマンド処理を終了します。

(O)理由コード一覧に示した原因を取り除き,コマンドを再実行してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

0002

実行途中で異常が発生しました。

表情報が不一致になっています。以前に出力されたメッセージを参照して対策したあと,必ず再実行してください。

0003

次のどちらかが起動しているため,実行に失敗しました。

TP1/FSPのeeaphchghコマンドの場合

グループ管理表で管理しているTP1/EE。

TP1/FSPのeeaphchgphコマンドの場合

TP1/EEのプロセス。

コマンド名を見て対策してください。

TP1/FSPのeeaphchghコマンドの場合

TP1/FSPのeeaphlshコマンドに-nオプションを指定して実行し,TP1/EEのプロセス状態がすべて未起動(STP)となっているか確認してください。TP1/EEのプロセス状態に未起動以外があるときは,TP1/FSPの関連ドキュメントを参照して対策したあとに,コマンドを再実行してください。

TP1/FSPのeeaphchgphコマンドの場合

指定したノード識別子を持つTP1/EEが起動していないか確認してください。

0004

実行できる状態ではありません。

コマンド名を見て状態を確認し,必要であれば再実行してください。

TP1/FSPのeeaphchghコマンドの場合

指定した履歴情報表の状態が,コマンドを実行できる状態ではありません。

TP1/FSPのeeaphchgphコマンドの場合

指定したノード識別子を持つTP1/EEの状態が,コマンドを実行できる状態ではありません。

0005

KFSB90932-Qメッセージでnが応答されたため,コマンドの実行を中止しました。

なし。

0006

UAP履歴情報グループ名が不正です。

正しいUAP履歴情報グループ名を指定して,コマンドを再実行してください。

0007

UAP履歴情報グループ下の表が使用できない状態です。

UAP履歴情報グループ下の表が使用できない状態(KFSB50955-Eメッセージが出力されている)になっていないか確認してください。

0008

スワップ先の履歴情報表がありません。

TP1/FSPのeeaphlshコマンドに-tオプションを指定して,履歴情報表の状態を確認してください。未使用に変更できる表があるときは,TP1/FSPのeeaphchghコマンドで,未使用の履歴情報表を確保したあと,コマンドを再実行してください。

0009

表にアクセスしているトランザクションがあるため,実行に失敗しました。

即時停止しているTP1/EEがある場合,再開始して,トランザクションを決着してください。

0010

UAP履歴情報取得機能は使用できません。

TP1/EEサービス定義を見直してください。

0011

リソースマネジャと接続していません。

リソースマネジャの状態を確認してください。リソースマネジャが起動している場合はリソースマネジャが出力するメッセージログファイルを参照してください。リソースマネジャの障害を取り除いたあとに,コマンドを再実行してください。

0020

履歴情報表の状態がこのコマンドの対象外です。

TP1/FSPのeeaphlshコマンドに,-tオプションまたは-Tオプションを指定して実行し,履歴情報表の状態を確認してください。

0021

eeaphswap(-cオプション)コマンドは実行できません。

UAP履歴情報メモリ通番機能を使用していないか確認してください。

0022

eeaphswap(-cオプション)コマンドを実行できる状態ではありません。

-cオプションの指定値を確認してください。問題がなければ,eeaphlshコマンドで履歴情報表の状態を確認してください。

0023

eeaphswap(-cオプション)コマンド実行時,スワップ処理後に次の要因によってエラーが発生しました。

  • UAP履歴情報取得要求(OJ取得要求含む)が発生

  • ほかのTP1/EEプロセスでeeaphswapコマンド実行

eeaphlshコマンドで履歴情報表の状態を確認し,必要であれば,eeaphswapコマンドを再実行してください。

0100

TP1/EEプロセス側でエラーが発生しました。

TP1/EEプロセスのメッセージログファイルを参照して原因を調査してください。TP1/EEプロセスのメッセージログファイルにメッセージが出力されていない場合は,詳細コードを保守員に連絡してください。

9000

グループ管理表が不正です。

保守員に連絡してください。