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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB80400-I

排他待ちタイムアウト情報。link_no=aa....aa,service=bb....bb,GID=cc....cc,BID=dd....dd,type=ee....ee,mode=ff,resource name=gg....gg,owner=hh....hh

Information of lock wait timeout. link_no = aa....aa, service = bb....bb, GID = cc....cc, BID = dd....dd, type = ee....ee, mode = ff, resource name = gg....gg, owner = hh....hh  (S+P+L)(5)(SUP)

資源の排他待ちでタイムアウトが発生しました。排他待ちタイムアウトが発生したトランザクションの情報を表示します。

aa....aa:IFA番号

排他待ちタイムアウトが発生したスレッドのIFA番号が表示されます。

bb....bb:サービス名

該当するサービス名が表示されます。

サービス名がない場合は,*を表示します。

cc....cc:グローバルトランザクション識別子

該当するトランザクションのグローバルトランザクション識別子が表示されます。

dd....dd:トランザクションブランチ識別子

該当するトランザクションのトランザクションブランチ識別子が表示されます。

ee....ee:排他待ち

wait:排他待ちであることを表します。

ff:排他制御モード

排他制御モードが表示されます。

PR:資源を参照します。ほかのUAPには参照だけを許可し,更新を禁止します。

EX:資源を更新します。ほかのUAPには参照と更新の両方を禁止します。

gg....gg:資源名称

排他解除待ちをしていた資源名称が表示されます。

hh....hh:要求種別

排他要求種別が表示されます。

MIGRATE:ユーザの排他要求

(S)処理を続行します。

(O)なし。

〔対策〕このメッセージが頻繁に出力される場合は,トランザクションが資源の排他を占有している時間に対して排他待ち限界経過時間が小さ過ぎる可能性があります。トランザクション関連定義のlck_wait_timeoutオペランドの設定値を見直してください。