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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB65702-E

OBM構成定義オブジェクトの読み込み処理で障害が発生しました。理由コード=aa....aa,詳細コード=bb....bb

An error occurred while an OBM configuration definition object was being loaded. reason code = aa....aa, detail code = bb....bb  (E)(1)(NOS)

OBM構成定義オブジェクトの読み込み処理で障害が発生しました。

aa....aa:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

bb....bb:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

(S)TP1/EEプロセスを強制停止します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策したあと,TP1/EEを再起動してください。

理由コード

意味

対策

DIRECTLY

環境変数EEOBMDEFFILEにディレクトリを指定しています。

BCMのユーザサービス定義の環境変数EEOBMDEFFILEに,TP1/FSPのOBM構成定義オブジェクトを設定してください。

ENVIRON

環境変数EEOBMDEFFILEの取得に失敗しました。

BCMのユーザサービス定義の環境変数EEOBMDEFFILEに,TP1/FSPのOBM構成定義オブジェクトを設定してください。

FOPEN

ファイルのオープンに失敗しました。

ファイルの障害を取り除き再起動してください。考えられる障害の要因を次に示します。

  • BCMのユーザサービス定義の環境変数EEOBMDEFFILEに設定したファイルが存在しません。

  • ファイル障害が発生しました。

  • ディスク障害が発生しました。

  • 設定されたファイルに対するアクセス権が不正です。

  • リソースが不足しています。

  • OSの制限(ファイルディスクリプタ,シンボリックリンク数など)を超えています。

  • NFS障害が発生しました。

FREAD

ファイルのリード中にエラーが発生ました。

INVALID

ファイル形式が正しくありません。次のどれかが原因として考えられます。

  • BCMのユーザサービス定義の環境変数EEOBMDEFFILEにOBM構成定義ファイルではないファイルが指定されています。

  • eeobmgenコマンドが異常終了した際に出力したファイルが指定されています。

  • 互換性のないバージョンのeeobmgenコマンドで出力したファイルが指定されています。

BCMのユーザサービス定義の環境変数EEOBMDEFFILEにTP1/FSPのOBM構成定義オブジェクトではないファイルを指定していた場合は,TP1/FSPのOBM構成定義オブジェクトを設定してください。それ以外の場合は,eeobmgenコマンドおよびeeobminithコマンドを再実行してください。

PATH

OBM構成定義オブジェクトの絶対パス名の長さが1023バイトを超過しました。

BCMのユーザサービス定義の環境変数EEOBMDEFFILEに設定したTP1/FSPのOBM構成定義オブジェクトの絶対パス名の長さが1023バイト以下になるようにファイル名を変更してください。

STAT

ファイル情報取得(stat)に失敗しました。

ファイルの障害を取り除き再起動してください。考えられる障害の要因を次に示します。

  • BCMのユーザサービス定義の環境変数EEOBMDEFFILEに設定したファイルが存在しません。

  • ファイル障害が発生しました。

  • ディスク障害が発生しました。

  • 設定されたファイルに対するアクセス権が不正です。

  • リソースが不足しています。

  • OSの制限(ファイルディスクリプタ,シンボリックリンク数など)を超えています。

  • NFS障害が発生しました。