KFSB58204-E
転送処理で障害が発生しました。ノード識別子=aaaa,処理種別=bb....bb,理由コード=cccc,詳細コード=dd....dd
A failure has occurred during transfer. node ID = aaaa, processing type = bb....bb, reason code = cccc, detail code = dd....dd (E+P+L)(2)(NOS)
転送処理で障害が発生しました。
- aaaa:転送先のノード識別子
-
障害が発生した転送先のノード識別子が特定できない場合は,****を表示します。
- bb....bb:処理種別
-
CLSEND:CL同期要求(永続または非永続)
CLSEND_RESOURCE:CL同期要求(非同期)
CLSEND_END:CL同期済み通知
CLSEND_ACK:CL同期要求に対する送達確認
CLSEND_CANCEL:待機系への受信メッセージ破棄指示
CLSEND_MESSAGE :CL同期要求(メッセージ転送)
- cccc:理由コード
-
理由コードの意味と対策を表に示します。
dd....dd:XTCがトラブルシュートで使用する情報
(S)転送処理を中止します。
(O)OpenTP1管理者に連絡してください。
- 〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。
-
理由コード
意味
対策
0001
転送元のリソース不足を検知しました。
転送元のメモリ関連定義のudp_send_message_buf_cntオペランドの指定値を見直してください。
0103
送達確認エラーを受信しました。
待機系の状態を確認してください。
0105
リソース不足の送達確認エラーを受信しました。
CLサーバの待機系のメモリ関連定義のpce_noオペランドの指定値を見直して,再実行してください。
0201
0202
送信時に障害が発生しました。
CLサーバの実行系または待機系の状態を確認してください。また,次の事項を確認してください。
-
UDPグループ情報関連定義のclgrpdef定義コマンドを見直してください。
0203
0204
受信時に障害が発生しました。
CLサーバの実行系または待機系の状態を確認してください。また,次の事項を確認してください。
-
クラスタ連携関連定義のmch_clsend_ack_timerオペランドとmch_clsend_next_timerオペランドの指定値を見直してください。
-
クラスタ連携関連定義のsend_thread_noオペランドの指定値(送信スレッド数)を見直してください。送信スレッドの用途については,マニュアル「TP1/EE/Extended Transaction Controller 使用の手引」のsend_thread_noオペランドの説明を参照してください。
0301
RPC関連定義不正を検知しました。
次の事項を確認してください。
-
RPC関連定義のrpc_udp_packet_sizeオペランドの指定値が,クラスタを構成する全サーバで一致しているか。
-
転送先ノードのRPC関連定義のrpc_udp_departure_limitオペランドの指定値が不足していないか。
0302
リソース不足を検知しました。
転送先ノードのメモリ関連定義のudp_recv_message_buf_cntオペランドの指定値を見直して,再実行してください。
0303
UDPグループ情報関連定義のmyudpsnddef定義コマンドの-bオプションの指定値を見直して,再実行してください。
0304
送信時に待機系の障害を検知しました。
CLサーバの待機系の状態を確認してください。また,次の事項を確認してください。
-
UDPグループ情報関連定義のclgrpdef定義コマンドを見直してください。
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