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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB55728-E

ネゴシエーションに失敗しました。理由コード1=aa....aa,理由コード2=bb....bb,接続先情報1=cc....cc,接続先情報2=dd....dd,詳細コード1=ee....ee,詳細コード2=ff....ff

Negotiation failed. reason code 1 = aa....aa, reason code 2 = bb....bb, connection destination information 1 = cc....cc, connection destination information 2 = dd....dd, detail code 1 = ee....ee, detail code 2 = ff....ff  (E+P+L)(2)(SUP)

ネゴシエーションに失敗しました。

aa....aa:理由コード1

理由コード1の意味と対策を表に示します。

bb....bb:理由コード2

*を表示します。

cc....cc:接続先情報1

BCSのTP1/EEが動作するTP1/Server Baseのノード識別子を表示します。

dd....dd:接続先情報2

BCSのTP1/EEのサービスグループ名を表示します。

ee....ee:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

ff....ff:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

(S)BCSからのネゴシエーションのリトライを待ちます。

(O)このメッセージが繰り返し出力される場合は,OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

HB_START

メモリ不足のため,ハートビートの開始に失敗しました。

メモリ関連定義のmax_mem_sizeオペランド,およびsystem_work_sizeオペランドの指定値を変更し,メモリ領域を確保してください。

INCOMPLETE

BCSからのネゴシエーション要求の応答後にネゴシエーション完了連絡がありません。

BCSのTP1/EEが停止していないかを確認してください。停止している場合は,BCSのTP1/EEを再起動してください。停止していない場合にこのメッセージが繰り返し出力されるときは,BCMのTP1/FSPのOBM関連定義のbcmsvgdef定義コマンドの-sオプション,および-cオプションの指定値を大きくしてください。

NAME_REFRESH

ネーム情報の更新に失敗しました。

このメッセージの前に出力されているKFSB403xxメッセージ,またはKFSB503xxメッセージ(xx:00〜99)を参照して,原因を取り除いてください。

REPLY

応答送信に失敗しました。

このメッセージの前に出力されているKFSB403xxメッセージ,またはKFSB503xxメッセージ(xx:00〜99)を参照して,原因を取り除いてください。

RESTART

ネゴシエーション中にBCSのTP1/EEから新たなネゴシエーション要求を受信しました。

このメッセージが繰り返し出力される場合は,BCSのTP1/EEのノード識別子が一意となっているか確認してください。