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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB55401-E

トラブルシュートファイルの初期化処理に障害が発生しました。ファイル種別=a,理由コード=bb

Failure occurred for initialization processing for the troubleshooting file. file type = a, reason code = bb  (E+P+L)(2)(SUP)

トラブルシュートファイルの初期化処理で障害が発生しました。

a:ファイル種別

t:TASKTMファイル

l:回線トレースファイル

u:UAPトレースファイル

s:統計情報ファイル

m:MCPトレースファイル

x:XDBトレース情報ファイル

i:ミドル固有トレースファイル

bb:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

(S)システムを続行します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

01

ファイル作成エラーが発生しました。システム定義に指定した数のファイルを作成できませんでした。

メッセージログファイルを参照し,原因を検証してください。システムの続行に影響がある場合は,原因を取り除き,システムを再起動してください。

02

作業エリア確保エラーが発生しました。

メモリ関連定義のmax_mem_sizeオペランドの指定値を見直してください。

03

ファイル入出力エラーが発生しました。

メッセージログファイルを参照し,原因を検証してください。システムの続行に影響がある場合は,原因を取り除き,システムを再起動してください。

04

ファイルサイズエラーが発生しました。

ファイル種別がtの場合は,トラブルシュート関連定義のtrb_tasktm_file_sizeオペランドの指定値を見直してください。

ファイル種別がlの場合は,トラブルシュート関連定義のtrb_trace_file_sizeオペランドの指定値を見直してください。

ファイル種別がuの場合は,トラブルシュート関連定義のtrb_uap_trace_file_sizeオペランドの指定値を見直してください。

ファイル種別がsの場合は,トラブルシュート関連定義のtrb_stc_file_size オペランドの指定値を見直してください。

ファイル種別がmの場合は,MCP構成定義のeemcptrc定義コマンドの指定値を見直してください。

ファイル種別がxの場合は,XDBサービス定義のxdb_trace_file_sizeオペランドの指定値を見直してください。

ファイル種別がiの場合は,トラブルシュート関連定義trb_middle_trace_file_sizeオペランドの指定値を見直してください。