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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB55370-E

ユーザコマンドの実行に失敗しました。理由コード=aaaa,exitコード=bb....bb,シグナル番号=cc....cc,詳細コード=dd....dd

Execution of a user command has failed. reason code = aaaa, exit code = bb....bb, signal number = cc....cc, detail code = dd....dd  (E+P+L)(2)(SUP)

回復モード時,TP1/FSPのプロセス関連定義のrecover_commandオペランドで指定したユーザコマンドを実行し,ユーザコマンドが異常終了しました。ユーザコマンドの出力結果は,TP1/EEプロセスの標準出力および標準エラー出力に出力しました。

aaaa:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

bb....bb:ユーザコマンドのexitコード

exit()以外で異常終了した場合は,*を表示します。

cc....cc:ユーザコマンドのシグナル番号

シグナル以外で異常終了した場合は,*を表示します。

dd....dd:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

(S)処理を続行します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

0001

プロセスの生成に失敗しました。

不要プロセスが多数存在する場合,不要プロセスを終了させてください。解決できない場合は保守員に連絡してください。

0002

ユーザコマンドが実行できません。

ユーザコマンドが存在するか,および実行権限があるかを確認してください。

0010

ユーザコマンドが0以外の値でexit()しました。

標準出力と標準エラー出力の内容,およびexitコードを基に,ユーザコマンドを見直してください。

0011

ユーザコマンドがシグナルで終了しました。

標準出力と標準エラー出力の内容,およびシグナル番号を基に,ユーザコマンドを見直してください。

9000

内部矛盾が発生しました。

保守員に連絡してください。