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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB54302-E

領域の確保に失敗しました。理由コード=aa....aa,対象領域コード=bb....bb,要求サイズ=cc....cc,詳細コード=dd....dd

An attempt to allocate area has failed. reason code = aa....aa, target area code = bb....bb, request size = cc....cc, detail code = dd....dd  (E+P+L)(2)(SUP)

SDBハンドラが使用する領域の確保に失敗しました。

aa....aa:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

bb....bb:対象領域コード

SDHRM:SDBハンドラ用リソースマネジャ管理テーブル

SDHDB:SDBハンドラ用データベース管理テーブル

SDHRE:SDBハンドラ用レコード管理テーブル

SDHCO:SDBハンドラ用構成要素管理テーブル

SDHKEY:SDBハンドラ用キー管理テーブル

SDHKEYL:SDBハンドラ用キーリスト管理テーブル

SDHIFT:SDBハンドラ用インタフェースエリアテンプレート

SDHRDAREA:SDBハンドラ用RDエリア名称管理テーブル

SDHWK:SDBハンドラ用メモリ管理テーブル

TMPBUF:一時領域

SDHCMIA:SDB定義情報領域(正)

SDHCMIB:SDB定義情報領域(副)

cc....cc:領域確保要求サイズ(単位:バイト)

dd....dd:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

(S)処理を続行します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

0001

対象領域コードに示す領域の追加確保に失敗しました。

メモリ関連定義のsystem_work_sizeオペランドの指定値,max_mem_sizeオペランドの指定値,およびTP1/FSPのSDBハンドラ関連定義のsdh_workmem_sizeオペランドの追加確保サイズの指定値を見直して,再実行してください。

0002

TP1/FSPのSDBハンドラ関連定義のsdh_workmem_sizeオペランドの追加確保サイズに0が指定されているため,対象領域コードに示す領域を確保しませんでした。

sdh_workmem_sizeオペランドの追加確保サイズの指定値を見直して,再実行してください。

0003

対象領域コードに示す領域の初期確保に失敗しました。

メモリ関連定義のmax_mem_sizeオペランドの指定値,およびTP1/FSPのSDBハンドラ関連定義のsdh_workmem_sizeオペランドの初期確保サイズの指定値を見直して,TP1/EEを再起動してください。

0011

0012

0021

対象領域コードに示す領域の確保に失敗しました。

メモリ関連定義のsystem_work_sizeオペランドの指定値を見直して,TP1/EEを再起動してください。