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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB51403-E

メッセージの送信処理で障害が発生しました。論理端末名=aa....aa,理由コード=bb....bb,詳細コード=cc....cc

An error occurred while sending a message. logical terminal name = aa....aa, reason code = bb....bb, detail code = cc....cc  (E+P+L)(2)(SUP)

メッセージの送信処理で障害が発生しました。

aa....aa:論理端末名

bb....bb:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

cc....cc:MCPがトラブルシュートで使用する情報

(S)送信処理を中断し,処理を続行します。該当するメッセージは破棄します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

0001

送信バッファ長が不足しました。

次の設定値を見直して,再実行してください。

  • メモリ関連定義の送信バッファサイズ(send_message_buf_sizeオペランド)

  • MCP構成定義の論理端末定義(eemcple定義コマンド)の-sオプションのsyssndsizeオペランド

0002

送信バッファ数が不足しました。

メモリ関連定義の送信バッファ数(send_message_buf_cntオペランド)の設定値を見直して,再実行してください。

0003

論理端末が閉塞解除中ではありません。

論理端末の状態を確認し,再実行してください。

0004

コネクション状態が不正です。

コネクション状態を確認し,再実行してください。

0005

システムエラーが発生しました。

保守員に連絡してください。

0006

送信監視時間が超過しました。

送信先の状態,および送信監視時間の設定値を確認し,再実行してください。送信監視時間は次に示す設定値で確認できます。

TCP/IPプロトコル使用時
  • 同期送信の場合は,送信APIの送信監視時間の引数,およびMCP構成定義のコネクション定義(eemcpcn定義コマンド)の-bオプションのsndsynctimオペランドの設定値

  • 同期送受信の場合は,コネクション定義eemcpcnオペランドの-bオプションのsndcmptim設定値

  • 非同期送信の場合は,MCP構成定義のコネクション定義(eemcpcn定義コマンド)の-bオプションのsndtimオペランドの設定値

UDPプロトコル使用時

MCP構成定義の論理端末定義(eemcple定義コマンド)の-bオプションのsndtimオペランドの設定値

0007

0008

同期送受信監視時間が超過しました。

送信先の状態,および送受信監視時間の設定値を確認し,再実行してください。同期送受信監視時間の設定値は次の値を確認してください。

  • ee_mcp_sendrecvまたはCBLEEMCP(“SENDRECV’)の送受信監視時間引数,およびコネクション定義eemcpcnオペランドの-bオプションのsndrcvtim設定値