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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB51401-E

UOCでエラーが発生しました。UOC名=aa....aa,論理端末名=bb....bb,理由コード=cc....cc,詳細コード=dd....dd

An error occurred in UOC. UOC name = aa....aa, logical terminal name = bb....bb, reason code = cc....cc, detail code = dd....dd  (E+P+L)(2)(SUP)

UOCでエラーが発生しました。

aa....aa:UOCエントリポインタ名

bb....bb:論理端末名

cc....cc:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

dd....dd:MCPがトラブルシュートで使用する情報

(S)入力セグメント判定UOCの場合,コネクションを解放してMCP後処理トランザクションを起動します。該当するメッセージは破棄します。

入力メッセージ編集UOCまたは出力メッセージ編集UOCの場合,論理端末を閉塞してMCP後処理トランザクションを起動します。該当するメッセージは破棄します。

コネクション確立UOCの場合,コネクション確立要求を拒否してMCP後処理トランザクションを起動しません。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

0001

UOCが詳細リターンコードdd....ddでエラーリターンしました。

dd....ddに示す詳細リターンコードからUOC処理でのエラーの原因を調査してください。原因がわからない場合は,保守員に連絡してください。

0002

詳細リターンコードが不正です。

rtn_detailの設定値を確認してください。

0003

関数リターン値が不正です。

UOCのリターン値を確認してください。

1001

残っている該当メッセージのサイズが不正です。

eemcp_seguoc_protのrest_data_sizeの設定値を確認してください。

1002

後続メッセージの監視タイマ値が不正です。

eemcp_uoctimer_infのtimer_valueの設定値を確認してください。

1003

後続メッセージの監視タイマが不正です。

eemcp_uoctimer_infのtimer_codeの設定値を確認してください。

1004

次のメッセージサイズが不正です。

eemcp_seguoc_protのnext_data_sizeの設定値を確認してください。

1005

次のメッセージの先頭アドレスが不正です。

eemcp_seguoc_protのnext_data_adrの設定値を確認してください。

1006

該当するメッセージサイズが不正です。

eemcp_seguoc_protのnow_data_sizeの設定値を確認してください。

1101

設定したメッセージサイズが受信バッファサイズを超過しました。

メモリ関連定義の受信バッファサイズ(recv_message_buf_sizeオペランド),またはeemcp_seguoc_protのnow_data_sizeの設定値を確認してください。

1102

該当するメッセージサイズが不正です。

メッセージの合計サイズが受信メッセージの最大長を超過していないか確認してください。

2001

編集バッファリストの使用したバッファ情報の数が不正です。

eemcp_uocbuff_list_nのused_buf_numの設定値を確認してください。

2002

編集バッファリストのバッファの使用長が不正です。

eemcp_uocbufinf_nのseg_sizeの設定値を確認してください。

2003

受信バッファリストの使用したバッファ情報の数が不正です。

eemcp_uocbuff_list_nのused_buf_numの設定値を確認してください。

2004

受信バッファリストのバッファの使用長が不正です。

eemcp_uocbufinf_nのseg_sizeの設定値を確認してください。

2101

設定したメッセージサイズが受信バッファサイズを超過しました。

メモリ関連定義の受信バッファサイズ(recv_message_buf_sizeオペランド),eemcp_uocbufinf_nのseg_size,またはeemcp_uocbufheadのbuf_sizeの設定値を確認してください。

2102

受信バッファ情報のバッファの有効長が不正です。

eemcp_uocbufheadのbuf_sizeの設定値を確認してください。

2103

受信バッファ数が不足しました。

メモリ関連定義の受信バッファ数(recv_message_buf_cntオペランド)の設定値を確認してください。

3001

編集バッファリストの使用したバッファ情報の数が不正です。

eemcp_uocbuff_list_nのused_buf_numの設定値を確認してください。

3002

編集バッファリストのバッファの使用長が不正です。

eemcp_uocbufinf_nのseg_sizeの設定値を確認してください。

3003

送信バッファリストの使用したバッファ情報の数が不正です。

eemcp_uocbuff_list_nのused_buf_numの設定値を確認してください。

3004

送信バッファリストのバッファの使用長が不正です。

eemcp_uocbufinf_nのseg_sizeの設定値を確認してください。

3005

編集バッファリストまたは送信バッファリストのバッファの使用長が不正です。

eemcp_uocbufinf_nのseg_sizeの設定値を確認してください。

3101

設定したメッセージサイズが送信バッファサイズを超過しました。

メモリ関連定義の送信バッファサイズ(send_message_buf_sizeオペランド),eemcp_uocbufinf_nのseg_size,またはeemcp_uocbufheadのbuf_sizeの設定値を確認してください。

3102

送信バッファ情報のバッファの有効長が不正です。

eemcp_uocbufheadのbuf_sizeの設定値を確認してください。

3103

送信バッファ数が不足しました。

メモリ関連定義の送信バッファ数(send_message_buf_cntオペランド)の設定値を確認してください。