KFSB50381-E
rapリスナーとの通信で障害が発生しました。IPアドレス=aa....aa,ポート番号=bb....bb,サービスID=cc....cc,常設コネクション状態=dd-ee,理由コード=ffff,詳細コード=gg....gg,保守情報=hh....hh
An error occurred during communication with RAP-processing listeners. IP address = aa....aa, port number = bb....bb, service ID = cc....cc, permanent connection status = dd-ee, reason code = ffff, detail code = gg....gg, maintenance information = hh....hh (E+P+L)(2)(SUP)
rapリスナーとの通信で障害が発生しました。
- aa....aa:リモートAPI機能によるサービスの受信口となるIPアドレス
-
常設コネクションの確立前は,0.0.0.0と表示されることがあります。
- bb....bb:リモートAPI機能によるサービスの受信口となるポート番号
-
常設コネクションの確立前は,0と表示されることがあります。
cc....cc:サービスID
- dd-ee:常設コネクションの状態
-
次の表を参照してください。
dd
ee
状態
CN
RN
常設コネクション確立中
FR
常設コネクション確立済み
AP
RN
代理実行処理中
RL
RN
常設コネクション解放中
NN
RN
TCPコネクション確立中
W1
TCPコネクション切断待ち
W2
TCPコネクション切断待ち(コネクションを再利用)
- ffff:理由コード
-
理由コードの意味と対策を表に示します。
gg....gg:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報
hh....hh:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報
(S)接続先との接続を解除します。
(O)OpenTP1管理者に連絡してください。
- 〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。
-
理由コード
意味
対策
0001
接続先からのメッセージの受信時に,ネットワーク障害を検出しました。
接続先が稼働しているかどうかを確認してください。接続先が稼働している場合は,保守員に連絡してください。
0002
接続先から不正なメッセージを受信しました。
保守員に連絡してください。
0003
受信バッファ不足によって,受信バッファ確保に失敗しました。
メモリ関連定義のrecv_message_buf_cntオペランドの指定値を見直して,再実行してください。
0005
シーケンス不正が発生しました。
保守員に連絡してください。
0008
コネクション切断を検出しました。
接続先の状態を確認してください。
0009
rapメッセージ受信待ち状態でタイムアウトしました。
接続先の状態を確認してください。
1001
接続先へのメッセージ送信時に,ネットワーク障害を検出しました。
接続先が稼働しているか確認してください。接続先が稼働している場合は,保守員に連絡してください。
1002
TCP/IPバッファ不足がリトライ回数を超えて連続で発生しました。
RPC関連定義のrpc_router_retry_countオペランドの指定値を見直してください。
1003
RPC関連定義のrpc_rap_connection_countオペランドの指定値を超えて常設コネクションの接続要求をしていますが,解放できる常設コネクションが存在しないため,rapサーバへの接続要求ができませんでした。
rpc_rap_connection_countオペランドの指定値を増やして,TP1/EEを再起動してください。
1004
接続先からコネクション解放指示を受けたため,応答メッセージを受信できませんでした。
接続先の状態を確認してください。
1005
コネクション確立ができませんでした。
接続先の状態を確認してください。
1006
接続先から起動通知を受けたため,コネクションを解放します。
接続先の状態を確認してください。
2001
接続先からの応答最大待ち時間を満了しましたが,応答が来ませんでした。
接続先の状態を確認してください。
4001
代理実行先でサポートしていないエラーが発生しました。
エラーコードを基に,代理実行先で原因を取り除いてください。
4002
RAPサーバ側で代理実行が失敗しました。
エラーコードを基に,代理実行先で原因を取り除いてください。
上記以外
上記以外のエラーが発生しました。
保守員に連絡してください。