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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB48301-W

転送処理で障害が発生しました。ノード識別子=aaaa,処理種別=bb....bb,理由コード=cccc,詳細コード=dd....dd

A failure has occurred during transfer. node ID = aaaa, processing type = bb....bb, reason code = cccc, detail code = dd....dd  (E+P+L)(4)(NOS)

転送処理で障害が発生しました。

aaaa:転送先のノード識別子

障害が発生した転送先のノード識別子が特定できない場合は,****を表示します。

bb....bb:処理種別

CLSEND_CL:システム情報の転送

CLSEND_XDB:XDB情報の転送

cccc:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

dd....dd:XTCがトラブルシュートで使用する情報

(S)転送処理を中止します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

0201

0202

送信時に障害が発生しました。

CLサーバの実行系または待機系の状態を確認してください。また,次の事項を確認してください。

  • UDPグループ情報関連定義のclgrpdef定義コマンドを見直してください。

0203

0204

受信時に障害が発生しました。

CLサーバの実行系または待機系の状態を確認してください。また,次の事項を確認してください。

  • 処理種別が「CLSEND_CL」の場合,クラスタ連携関連定義のmch_clsend_sta_timerオペランドとmch_clsend_rrn_timerオペランドの指定値を見直してください。

  • クラスタ連携関連定義のsend_thread_noオペランドの指定値(送信スレッド数)を見直してください。送信スレッドの用途については,マニュアル「TP1/EE/Extended Transaction Controller 使用の手引」のsend_thread_noオペランドの説明を参照してください。

0301

RPC関連定義の不正を検知しました。

次の事項を確認してください。

  • RPC関連定義のrpc_udp_packet_sizeオペランドの指定値が,CL連携を行うすべてのサーバで一致しているか。

  • 転送先ノードのRPC関連定義のrpc_udp_departure_limitオペランドの指定値が不足していないか。

0302

リソース不足を検知しました。

転送先ノードのメモリ関連定義のudp_recv_message_buf_cntオペランドの指定値を見直して,再実行してください。

0303

UDPグループ情報関連定義のmyudpsnddef定義コマンドの-bオプションの指定値を見直して,再実行してください。