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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB40360-E

ネームサービス処理中に異常が発生しました。IPアドレス=aa....aa,ポート番号=bb....bb,サービスグループ名=cc....cc,機能名=dd....dd,理由コード=eeee,詳細コード1=ff....ff,詳細コード2=gg....gg,保守情報=hh....hh

An error occurred during name service processing. IP address = aa....aa, port number = bb....bb, service group name = cc....cc, function name = dd....dd, reason code = eeee, detail code 1 = ff....ff, detail code 2 = gg....gg, maintenance information = hh....hh  (E+P+L)(4)(SUP)

ネームサービスの処理中に異常が発生しました。

aa....aa:相手IPアドレス

通信障害以外の場合は,0.0.0.0を表示します。

bb....bb:相手ポート番号

通信障害以外の場合は,0を表示します。

cc....cc:サービスグループ名

dd....dd:異常が発生した動作

ADVERTISE:ネーム情報登録

UNADVERTISE:ネーム情報削除

LOAD BALANCE:負荷レベル変更

LOOKUP:ネーム情報検索

eeee:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

ff....ff:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

gg....gg:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

hh....hh:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

(S)処理を続行します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

0002

ネームサーバとの通信でタイムアウトが発生しました。

ネームサーバが正常に稼働しているかどうか確認してください。ネームサーバが正常に稼働していても,このエラーが多発する場合は,RPC関連定義のrpc_nam_watch_timeオペランドの指定値を大きくしてください。

0113

0003

ネームサーバへのサービス検索要求の失敗によるリトライ回数が指定値を超えました。

ネームサーバが正常に稼働しているかどうか確認してください。ネームサーバが正常に稼働していても,このエラーが多発する場合は,RPC関連定義のrpc_nam_retry_countオペランド,およびrpc_nam_retry_intervalオペランドの指定値を大きくしてください。

0114

0012

メモリ不足を検出しました。

メモリ関連定義のsend_message_buf_cntオペランドの指定値を見直してください。

0013

TCP/IPバッファ不足が,RPC関連定義のrpc_router_retry_countオペランドに指定したリトライ回数を超えて連続で発生しました。

次に示すオペランドの指定値を見直してください。また,送信先システムのTCP/IPの受信バッファサイズを見直してください。

RPC関連定義

  • ipc_sendbuf_sizeオペランド

  • ipc_tcpnodelayオペランド

  • rpc_router_retry_countオペランド

  • rpc_router_retry_intervalオペランド

メモリ関連定義

  • send_message_buf_sizeオペランド

0100

サポートしていないメッセージを受信しました。

このエラーが多発する場合は保守員に連絡してください。

0101

不正なメッセージを受信しました。

このエラーが多発する場合は保守員に連絡してください。

0112

0121

ネームサーバからエラー応答メッセージが返されました。

ネームサーバが正常に稼働しているかどうか確認してください。ネームサーバが正常に稼働していても,このエラーが多発する場合は保守員に連絡してください。

0122

0200

キャッシュ不足によって,ネーム情報を格納できませんでした。

RPC関連定義のname_cache_sizeオペランドの指定値を大きくしてください。

9000〜9999

内部矛盾が発生しました。

保守員に連絡してください。