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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB40350-E

送信処理で障害が発生しました。IPアドレス=aa....aa,ポート番号=bb....bb,理由コード=cccc,詳細コード=dd....dd

An error occurred during transmission processing. IP address = aa....aa, port number = bb....bb, reason code = cccc, detail code = dd....dd  (E+P+L)(3)(SUP)

メッセージの送信処理で障害が発生しました。

aa....aa:送信先システムのIPアドレス

bb....bb:送信先システムのポート番号

cccc:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

dd....dd:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

(S)メッセージの送信処理を中止します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

0021

TCP/IPバッファ不足が再実行回数を超えて連続で発生しました。

RPC関連定義のrpc_router_retry_countオペランドの指定値を見直して,再実行してください。また,次の指定値を見直してください。

  • RPC関連定義のipc_sendbuf_sizeオペランド

  • RPC関連定義のrpc_router_retry_intervalオペランド

  • RPC関連定義のipc_sendbuf_size_dbqオペランド

  • RPC関連定義のipc_tcpnodelayオペランド

  • RPC関連定義のipc_tcpnodelay_dbqオペランド

  • メモリ関連定義のsend_message_buf_sizeオペランド

  • 送信先システムのTCP/IPの受信バッファサイズ

0022

ネットワーク障害が発生しました。

送信先システムが稼働しているかどうか確認して,再実行してください。

0030

リトライ回数を超過しました。

送信元システムで,UDPグループ情報関連定義のeeudpdef定義コマンドの次のオプションを見直してください。

  • -wオプション

  • -Wオプション

  • -Rオプション

0031

送信先のUDP用受信バッファ(UIBF)が不足しました。

送信先システムで,次のオペランドの指定値を見直してください。

  • メモリ関連定義のudp_recv_message_buf_sizeオペランド

  • メモリ関連定義のudp_recv_message_buf_cntオペランド

0032

送信先のUDP通信を行うスレッドが不足しました。

送信先システムで,次のオペランドの指定値を見直してください。

  • RPC関連定義のrpc_udp_departure_limitオペランド

0033

送信先とパケットサイズが不一致です。

送信元システムと送信先システムで,RPC関連定義のrpc_udp_packet_sizeオペランドの指定値を見直してください。

0034

送信先が受信できる状態ではありません。

送信先システムの状態を確認して,再実行してください。

0035

送信先と接続できませんでした。

送信先システムが稼働しているか確認して,再実行してください。また,次のオペランドの指定値を見直してください。

  • UDPグループ情報関連定義のeeudpdefオペランドの-aオプションおよび-pオプション

マルチキャスト送信時は,次のオペランドの指定値も見直してください。

  • UDPグループ情報関連定義のmyudpsnddefオペランドの-aオプションおよび-kオプション

設定に問題がない場合は,理由コード0030の対策内容も見直してください。

9000

9001

内部矛盾を検知しました。

保守員に連絡してください。