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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


1.4.4 データ連携支援の出力先種別について

出力先種別に「P」を表記した場合,データ連携支援が出力するメッセージの出力先は,データ連携支援のメッセージログファイルであることを示します。

出力先種別が「E」または「S」の場合,データ抽出ユティリティのメッセージのTP1/EEとの仕様差を,次の表に示します。

表1‒8 出力先種別が「E」または「S」の場合のTP1/EEとの仕様差

メッセージID

仕様差の有無

仕様差

KFSB81900-I

あり

標準出力には出力しません。

メッセージログファイルの使用状況を知るためには,メッセージログファイルまたはsyslogを参照する必要があります。

最初にメッセージログファイルを参照する場合,メッセージログファイルの日付を参照することで,最新のメッセージログファイルを特定する必要があります。

KFSB81901-I

あり

KFSB40107-E

あり

メッセージログファイルへの出力を開始したあとは,標準エラー出力には出力せず,メッセージログファイルに出力します。

KFSB51901-E

KFSB51903-E

あり

出力先種別が「L」でも,SYSLOGには出力しません。

メッセージログファイルへの出力を開始したあとは,出力先種別が「E」でも,標準エラー出力または標準出力には出力しません。

その他

あり

メッセージログファイルへの出力を開始したあとは,出力先種別が「E」または「S」でも,標準エラー出力または標準出力には出力しません。

メッセージログ初期化成功前のエラーメッセージは,標準エラー出力に英語メッセージを出力します。