CBLEETRN('EXPTIME ')
- 〈このページの構成〉
形式
PROCEDURE DIVISIONの指定
CALL 'CBLEETRN' USING 一意名1
DATA DIVISIONの指定
01 一意名1. 02 データ名A PIC X(8) VALUE 'EXPTIME '. 02 データ名B PIC X(5). 02 FILLER PIC X(3). 02 データ名C PIC 9(9) COMP. 02 データ名D PIC S9(9) COMP.
機能
トランザクション処理の監視時間を変更します。
CBLEETRN('EXPTIME ')が正常に終了すると,CBLEETRN('EXPTIME ')を呼び出したトランザクション処理の監視が,データ名Cに設定した秒数で再開始されます。このとき,CBLEETRN('EXPTIME ')呼び出し前の処理時間監視は無効となります。
CBLEETRN('EXPTIME ')によるトランザクション処理の監視時間の変更は,呼び出し元トランザクションにだけ反映されます。
CBLEETRN('EXPTIME ')は,同一トランザクション内で2回以上呼び出すことはできません。
同一トランザクション内でCBLEETRN('WATCH ')を発行済みの場合,この関数は使用できません。
UAPで値を設定するデータ領域
●データ名A
トランザクション処理の監視時間の変更を示す要求コードを「VALUE 'EXPTIME△'」と設定します。
●データ名C
変更後のトランザクション処理の監視時間を設定します(単位:秒)。指定できる値は1〜65535です。0を設定した場合は,時間監視をしません。
●データ名D
0を設定します。
TP1/EEから値が返されるデータ領域
●データ名B
ステータスコードが,5けたの数字で返されます。
ステータスコード
ステータスコード |
意味 |
---|---|
00000 |
正常に終了しました。 |
00001 |
TP1/EEの環境下にありません。 |
00004 |
UOCから発行しているため,この機能は使用できません。 |
00005 |
オフラインバッチプロセスから発行しているため,この機能は使用できません。 |
00901 |
データ名に設定した値が間違っています。要求コード(データ名A)が間違っている場合も含みます。 |
00943 |
CBLEETRN('EXPTIME ')を同一トランザクション内で2回以上呼び出しました。 |
00944 |
その他のエラーが発生しました。 |
指定例
01 MISC. 02 CMD-CODE PIC X(8). 02 STATUS-CODE PIC X(5). 02 FILLER PIC X(3). 02 TIME PIC 9(9) COMP. 02 FLAGS PIC S9(9) COMP. : : MOVE 'EXPTIME ' TO CMD-CODE OF MISC. MOVE 100 TO TIME OF MISC. CALL 'CBLEETRN' USING MISC. IF STATUS-CODE OF MISC NOT EQUAL TO '00000' THEN MOVE 'CANNOT CHANGE TRN_EXPIRATION_TIME' TO ERRMSG OF OUT-ERROR-REC WRITE OUT-ERROR-REC END IF.
注意事項
CBLEETRN('EXPTIME ')によるトランザクション処理の監視時間の変更は,呼び出し元のトランザクションにだけ反映されるため,eetrntimコマンドの-lオプションで表示するトランザクション処理の監視時間には反映されません。