CBLEERPC('DISCARDS')
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形式
PROCEDURE DIVISIONの指定
CALL 'CBLEERPC' USING 一意名1
DATA DIVISIONの指定
01 一意名1. 02 データ名A PIC X(8) VALUE 'DISCARDS'. 02 データ名B PIC X(5). 02 FILLER PIC X(3). 02 データ名C PIC S9(9) COMP VALUE ZERO. 02 データ名D PIC S9(9) COMP.
機能
非同期応答型RPCを使った場合,まだ返ってきていない特定の応答を,これ以上受信しないことを宣言します。受信を拒否する非同期応答を特定するには,データ名Dに,非同期応答型RPCがリターンした際に返した記述子を設定します。CBLEERPC('DISCARDS')を呼び出したあとに返ってきた応答の中で,設定した記述子と同じ記述子を持つ応答は受信しないで捨てられます。
UAPで値を設定するデータ領域
●データ名A
特定の処理結果の受信を拒否することを示す要求コードを「VALUE 'DISCARDS'」と設定します。
●データ名C
0を設定します。
●データ名D
非同期応答型RPCのCBLEERPC('CALL ')(データ名Cに2を設定)が正常に終了したときに返された,記述子を設定します。
TP1/EEから値が返されるデータ領域
●データ名B
ステータスコードが,5けたの数字で返されます。
ステータスコード
ここで示すステータスコードは,TP1/EEが返す値です。サービスプログラムが返す値ではありません。
ステータスコード |
意味 |
---|---|
00000 |
正常に終了しました。 |
00001 |
TP1/EEの環境下にありません。 |
00004 |
UOCから発行しているため,この機能は使用できません。 |
00005 |
オフラインバッチプロセスから発行しているため,この機能は使用できません。 |
00301 |
データ名に設定した値が間違っています。 |
00318 |
システムエラーが起こりました。 |
00322 |
データ名Dに指定した記述子は存在しません。要因として次のことが考えられます。
|
00338 |
発行条件が不正です。 |