ee_thd_uifaget
- 〈このページの構成〉
形式
ANSI C,C++の形式
#include <eethd.h> int ee_thd_uifaget(char **abnuser_ptr)
機能
異常終了したスレッドのユーザIFA情報が格納された領域のアドレスを取得します。
UAPで値を設定する引数
●abnuser_ptr
ユーザIFA情報格納領域アドレスを格納する変数アドレスを設定します。
TP1/EEから値が返される引数
●abnuser_ptr
ユーザIFA情報格納領域アドレスが格納された領域の先頭アドレスが返されます。
リターン値
リターン値 |
意味 |
---|---|
EE_OK |
正常に終了しました。 |
EECOMER_CNDBPP |
オフラインバッチプロセスから発行しているため,この機能は使用できません。 |
EECOMER_CNDUOC |
UOCから発行しているため,この機能は使用できません。 |
EECOMER_ENVIRON |
TP1/EEの環境下にありません。 |
EETHDER_ARGUMENT |
引数に設定した値が間違っています。 |
EETHDER_CONDITION |
関数の呼び出し条件が不正です。 |
EETHDER_UNRESOLVABLE |
そのほかのエラーが発生しました。 |
注意事項
-
この関数はエラートランザクション(ERRTRN3)のトランザクションでだけ呼び出せます。エラートランザクション(ERRTRN3)のトランザクション内で,ee_trn_chained_commit関数またはee_trn_chained_rollback関数を呼び出したあとは,この関数を呼び出せません。
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処理スレッドの再生成が成功したあとで,この関数を呼び出した場合,異常終了スレッドのユーザIFA情報格納領域アドレスと,自スレッドのユーザIFA情報格納領域アドレスとは,同じになります。自スレッドのユーザIFA情報格納領域で引き継いだ情報が破壊されるおそれがあるので,領域のアクセスには注意してください。
この状態を確認するには,処理スレッド通番と異常発生元トランザクションの処理スレッド通番とを比較してください。これらが同じ場合は,同一スレッドで動作しています。
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リターン値がEE_OK以外の場合,abnuser_ptrに返された値を参照しても,内容は保証されません。