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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option プログラム作成の手引


ee_rpc_get_watch_time

〈このページの構成〉

名称

サービスの応答待ち時間の参照

形式

ANSI C,C++の形式

#include <eerpc.h>
int ee_rpc_get_watch_time(void)

機能

現在のサービス要求の応答待ち時間を参照します(単位:秒)。この関数は,ee_rpc_set_watch_time関数で応答待ち時間を一時的に変更する前に,元の値を退避するために使います。

この関数は,ee_rpc_set_watch_time関数で変更したサービス応答待ち時間をリターンします。ee_rpc_set_watch_time関数でサービス応答待ち時間を変更していない場合はRPC関連定義のwatch_timeオペランドの値をリターンします。

この関数で得られる値は,TP1/EEのee_rpc_call関数に対して有効です。

リターン値

リターン値

意味

正の整数

現在のサービス応答待ち時間(秒)を示します。

EE_OK

サービス応答待ち時間は,無制限に待ち続ける指定です。

EECOMER_CNDBPP

オフラインバッチプロセスから発行しているため,この機能は使用できません。

EECOMER_CNDUOC

UOCから発行しているため,この機能は使用できません。

EECOMER_ENVIRON

TP1/EEの環境下にありません。

EERPCER_CONDITION

関数の呼び出し条件が不正です。