ee_mch_otqinquire【XTC限定】
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形式
ANSI C,C++の形式
#include <eemch.h> int ee_mch_otqinquire (char * group, char *service, EEMCH_OTQINF *otq_inf, EELONG flags) typedef struct ee_mch_otq_inf_t{ /*出力キュー(OTQ)の情報取得構造体 */ EEULONG sts_code; /*閉塞状態 */ EEULONG request_num; /*送信要求済み出力キューの通番 */ EEULONG send_num; /*送信済み出力キューの通番 */ EEULONG unwrite_count; /*未送信メッセージ数 */ char dct_level; /*閉塞レベル */ char dummy[239]; /*予備 */ }EEMCH_OTQINF;
機能
指定したサービスグループ下のサービス名に対応する出力キュー(OTQ)の情報を照会します。照会対象のメッセージは,トランザクション非同期の一方送信メッセージです。
UAPで値を設定する引数
●group
SPPのサービスグループ名を,31バイト以内のアスキー文字列で設定します。文字列の最後にはNULL文字を設定してください。このNULL文字は文字列の長さに数えません。
●service
SPPのサービス名を,31バイト以内のアスキー文字列で設定します。文字列の最後にはNULL文字を設定してください。このNULL文字は文字列の長さに数えません。
●otq_inf
照会した出力キューの情報を格納するための構造体ポインタのアドレスを設定します。
●flags
EENOFLAGSを設定します。
TP1/EEから値が返される引数
●otq_inf
照会した出力キューの情報格納構造体に次の情報が設定されます。
-
閉塞状態
出力キューの状態が次のコードで返されます。
- EEMCH_OTQ_STATUS_NORMAL
-
正常
- EEMCH_OTQ_STATUS_BLOCKADE_AUTO
-
自動閉塞中
- EEMCH_OTQ_STATUS_BLOCKADE_API
-
関数による閉塞中
- EEMCH_OTQ_STATUS_BLOCKADE_CMD
-
コマンドによる閉塞中
-
送信要求済み出力キューの通番
出力キューへ最後に送信要求した,トランザクション非同期の一方送信メッセージの出力キューの通番が返されます。
-
送信済み出力キューの通番
出力キューから最後に送信した,トランザクション非同期の一方送信メッセージの出力キューの通番が返されます。
-
未送信メッセージ数
未送信(送信失敗含む)のメッセージ数が返されます。
-
閉塞レベル
出力キューの閉塞レベルが返されます。
- EEMCH_DCT_LEVEL_G
-
サービスグループレベル
- EEMCH_DCT_LEVEL_S
-
サービスレベル
- EEMCH_DCT_LEVEL_N
-
閉塞中でない
リターン値
リターン値 |
意味 |
---|---|
EE_OK |
正常に終了しました。 |
EECOMER_CNDBPP |
オフラインバッチプロセスから発行しているため,この機能は使用できません。 |
EECOMER_CNDUOC |
UOCから発行しているため,この機能は使用できません。 |
EECOMER_ENVIRON |
TP1/EEの環境下にありません。 |
EEMCHER_ARGUMENT |
引数に設定した値が間違っています。 |
EEMCHER_CONDITION |
発行条件が不正です。 |
EEMCHER_NO_SUCH_SERVICE |
serviceに設定したサービス名は,定義されていません。 |
EEMCHER_NO_SUCH_SERVICE_GROUP |
groupに設定したサービスグループ名は,定義されていません。 |