1.4 アプリケーションプログラミングインタフェースの機能
TP1/EEのライブラリ関数を使ってできる機能を,次に示します。
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リモートプロシジャコール
UAP間で,関数呼び出しと同様の方法で通信できます。
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トランザクション制御
UAPの処理をトランザクションとして制御できます。
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タイマトランザクション
指定時間経過後にトランザクションを起動できます。
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DBキューによるメッセージ制御
DBキューを使用して,メッセージを管理できます。
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システム運用の管理
UAPからコマンドを実行できます。
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メッセージログの出力
UAPからユーザ任意の情報を,メッセージログとして出力できます。
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スレッド制御
スレッドの生成と終了,プロセスダウンの局所化,およびTP1/EEのハングアップ監視ができます。
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高速メッセージ送信
クライアントとサーバの間でUDPプロトコルで高速通信できます。
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滞留メッセージ受信
滞留メッセージをUAP起動中に受信できます。
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メモリ管理
ワークセグメントの割り当て,および返還ができます。
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トラブルシュート
ユーザ固有のトレースデータを取得できます。
各機能を実現する関数の一覧については,「3.2 TP1/EEおよびXTCのアプリケーションプログラムとAPI」を参照してください。
関数の詳細な説明については,「4. TP1/EEおよびXTCのライブラリ関数の文法(C言語編)」,または「5. TP1/EEおよびXTCのライブラリ関数の文法(COBOL言語編)」を参照してください。