11.7.1 保守資料
TP1/EEのトラブルシュートに必要な保守資料を,eerasgetコマンドを使用して指定したファイルに取得します。保守資料は,TP1/Server Baseのdcrasgetコマンドでも取得できます。eerasgetコマンドまたはdcrasgetコマンドで取得できる保守資料を次に示します。
表11‒5 eerasgetコマンドまたはdcrasgetコマンドで取得する保守資料一覧
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取得する保守資料
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取得する保守資料が格納されているディレクトリ
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TP1/Server Baseのシステムサービス定義およびTP1/EEサービス定義のファイル
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$DCCONFPATHまたは$DCUAPCONFPATH
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TASKTMファイル
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$DCDIR/spool/dceeinf/tasktm
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回線トレースファイル
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$DCDIR/spool/dceeinf/trc
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UAPトレースファイル
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$DCDIR/spool/dceeinf/uat
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統計情報ファイル
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$DCDIR/spool/dceeinf/stc
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メモリダンプファイル
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$DCDIR/spool/dceeinf/dump
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メッセージログファイル
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$DCDIR/spool/dceeinf/log
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OSコマンドおよびTP1/EEコマンドの実行結果
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該当なし。
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保守資料のファイルを格納するディレクトリは,保守資料取得のための一時作業領域としても使用します。eerasgetコマンドを実行する前に$DCDIR/spool/dceeinfディレクトリ下の容量を確認して,保守資料のファイルを格納するために必要な容量を判断してください。保守資料のファイルを格納するディレクトリには,十分な空き容量があるディレクトリを指定してください。
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