付録F システムサーバのプロセス構造
Linuxの場合のシステムサーバのサービスプロセスを次の表に示します。Windowsの場合については,マニュアル「OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 使用の手引 Windows(R)編」を参照してください。
|
実行形式ファイル名 |
稼働数 |
サービス |
|---|---|---|
|
prcd※1 |
1 |
プロセスサービス(スーパーユーザプロセス) |
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namd |
1 |
ネームサービス |
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namaudtd |
1 |
ネームサービス |
|
scdd |
1 |
スケジュールサービス |
|
trnd |
1 |
トランザクション管理サービス |
|
trnrvd |
≧1 |
トランザクション回復サービス(並行回復プロセス数) |
|
trnrmd |
1 |
リソースマネージャ監視サービス |
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jnld |
1 |
ジャーナル管理サービス |
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itvd |
1 |
インタバルタイマサービス |
|
stsd |
1 |
ステータスサービス |
|
logd |
1 |
ログサービス |
|
prfiop※2 |
8 |
性能検証用トレース取得サービス |
|
admrsvre |
1 |
部分回復サービス |
注※1 このプロセスで取得した情報は,gpsvlsコマンドを実行しても表示されません。内容を表示する場合は,psコマンドなどのOSのコマンドを実行してください。また,このプロセスは他プロセスの起動処理を行っているため,主に次に示すタイミングで,一時的に複数のプロセスが存在しているように見えることがあります。
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gpstartコマンドによるシステムサーバ開始時
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gpsvstartコマンドによるユーザサーバ起動時
-
非常駐サーバのプロセス起動時
注※2 トレース取得用のプロセスで,prcdの延長で作成されます。このプロセスで取得した情報は,uGPSのコマンドを実行しても表示されません。内容を表示する場合は,psコマンドなどの,OSのコマンドを実行してください。