Hitachi

uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引


bjexeedefgen(定義ファイル生成コマンド(管理者用))

〈このページの構成〉

形式

bjexeedefgen -h 生成対象ホスト名@{ lock | cl | all }[,生成対象ホスト名@{ lock | cl | all }]…[,生成対象ホスト名@{ lock | cl | all }]
             [-o 定義ファイル管理ディレクトリ]
             [-b BJEX EEディレクトリ]
             [-i システム識別子]
             [-n ネームサービスのポート番号]
             [-s スケジュールサービスのポート番号]

機能

バッチサーバと管理サーバのシステム構成の定義ファイルを作成する。生成した定義ファイルは,-oオプションで指定した定義ファイル管理ディレクトリ下に出力する。

このコマンドは,root権限で実行すること。

オプション

-h 生成対象ホスト名@{ lock | cl | all }〜<英字と数字と-(ハイフン)>((1〜20文字))

システムを構成するホスト名とそのホスト種別を指定する。

ホスト名には/etc/hostsに定義されているホスト名を指定する。ホスト名は重複しないこと。生成対象ホスト名にIPアドレスの形式は指定しないこと。また,生成対象ホスト名には,localhostまたはループバックアドレスなどの127で始まるIPアドレス(例:127.0.0.1)とマッピングされているホスト名を指定しないこと。

ホスト種別には,次の表に示すどれかを指定する。ホスト名とホスト種別の間はアットマーク(@)で連結して指定すること。このとき,アットマークの前後に空白は入力しないこと。複数の生成対象ホスト情報を指定する場合,間をコンマ(,)で区切ること。このとき,前後に空白を入力しないこと。なお,区切り文字「,」は,次のとおり特殊文字として扱う。

  • 1つの区切り位置に区切り文字を複数個指定しても,1つの区切り文字として扱う。

    例:-h HOST1@lock,,HOST2@cl,,,HOST3@cl

  • 値の前後に区切り文字を指定しても,その区切り文字は無視する。

    例:-h ,,HOST1@lock,HOST2@cl,HOST3@cl,,,

なお,このコマンド実行前に管理サーバとバッチサーバの/etc/hostsに,定義するホスト名を追加すること。

また,クラスタ構成の場合,ホスト種別が「lock」と「all」では論理ホスト名を指定する。

表14‒2 ホスト種別

ホスト種別

説明

lock

管理サーバとして使用する。コンポーネントはロック制御マネージャである。

cl

バッチサーバとして使用する。コンポーネントはクライアント監視マネージャである。

all

管理サーバとバッチサーバを兼用した兼用サーバとして使用する。コンポーネントはロック制御マネージャとクライアント監視マネージャである。

このオプションで指定できるホスト種別の組み合わせを次の表に示す。

表14‒3 ホスト種別の設定による判定とその要因

ホスト種別の指定

判定

要因

lock

異常

バッチサーバが存在しないため。

cl

異常

管理サーバが存在しないため。

all

正常

lock

lock

異常

バッチサーバが存在しないため。

lock

cl

正常

lock

all

異常

管理サーバが複数存在するため。

cl

cl

異常

管理サーバが存在しないため。

cl

all

正常

all

all

異常

管理サーバが複数存在するため。

lock

lock

lock

異常

バッチサーバが存在しないため。

lock

lock

cl

異常

管理サーバが複数存在するため。

lock

lock

all

異常

管理サーバが複数存在するため。

lock

cl

all

異常

管理サーバが複数存在するため。

lock

all

all

異常

管理サーバが複数存在するため。

cl

cl

cl

異常

管理サーバが存在しないため。

cl

cl

all

正常

all

all

all

異常

管理サーバが複数存在するため。

(凡例)

lock:管理サーバ

cl:バッチサーバ

all:兼用サーバ

−:なし

正常:処理続行

異常:エラー終了

指定例
  • HOST1を管理サーバ,HOST2〜HOST4をバッチサーバの構成とする。

    -h HOST1@lock,HOST2@cl,HOST3@cl,HOST4@cl

  • HOST1を管理サーバとバッチサーバの兼用サーバ,HOST2〜HOST4をバッチサーバの構成とする。

    -h HOST1@all,HOST2@cl,HOST3@cl,HOST4@cl

-o 定義ファイル管理ディレクトリ〜<パス名>

生成した定義を格納するディレクトリをフルパス指定する。ルートディレクトリ(/)は指定しないこと。ディレクトリには,コマンド実行ユーザにディレクトリ作成権限が必要である。また,存在しないディレクトリを指定すること。指定を省略した場合, /opt/hitachi/bjexee/etc を仮定する。

このオプションで指定したディレクトリ下に,-hで指定した生成対象ホスト名のディレクトリを作成し,生成対象ホスト名のディレクトリ下にホストごとの定義ファイル一式を出力する。

-b BJEX EEディレクトリ〜<パス名>((2〜15文字))

BJEX EEが使う各種ファイル,またはディレクトリを格納するBJEX EEディレクトリをフルパスで指定する。ルートディレクトリ(/)は指定しないこと。指定を省略した場合, /var/opt/bjexee を仮定する。BJEX EEディレクトリは,bjexeemgrsetupコマンドで環境構築時に構築対象のホストに作成される。

リモートファイルシステム上のディレクトリ,またはシンボリックリンクしたディレクトリを指定しないこと。指定した場合の動作は保障できない。また,このディレクトリは必ずBJEX EE用に作成したディレクトリを指定すること。それ以外のディレクトリを指定した場合は環境が破壊される。

-i システム識別子〜<英数字>((1〜2文字))

BJEX EEのシステムを識別する識別子を指定する。指定を省略した場合,b1を仮定する。

-n ネームサービスのポート番号〜<符号なし整数>((5001〜65535))

BJEX EEのロック制御マネージャおよびクライアント監視マネージャのネームサービスで使用するポート番号を指定する。指定を省略した場合,25110を仮定する。

コマンドで指定する他のポート番号,他のプログラムで使用するポート番号と重複しないこと。また,OSに任意に割り当てる番号を使用しないこと。

-s スケジュールサービスのポート番号〜<符号なし整数>((5001〜65535))

BJEX EEのロック制御マネージャおよびクライアント監視マネージャのスケジュールサービスで使用するポート番号を指定する。指定を省略した場合,25111を仮定する。コマンドで指定する他のポート番号,他のプログラムで使用するポート番号と重複しないこと。また,OSに任意に割り当てる番号を使用しないこと。

戻り値

戻り値

意味

0

正常終了

1以上

異常終了

注意事項

表示形式

コマンド実行時の出力例を示す。

管理サーバ1台,バッチサーバ2台の構成例
#  /opt/hitachi/bjexee/bin/bjexeedefgen -h host1@cl,host2@lock,host3@cl
KAKE1544-I 定義ファイルを生成しています。ホスト名=host2
KAKE1544-I 定義ファイルを生成しています。ホスト名=host1
KAKE1544-I 定義ファイルを生成しています。ホスト名=host3
KAKE1561-I 処理が正常終了しました。
KAKE1545-I 生成した内容です。definition-file-directory=/opt/hitachi/bjexee/etc
KAKE1545-I 生成した内容です。BJEXEE-directory=/var/opt/bjexee
KAKE1545-I 生成した内容です。scale=standard
KAKE1545-I 生成した内容です。system_id=b1
KAKE1545-I 生成した内容です。name_port=25110
KAKE1545-I 生成した内容です。scd_port=25111
KAKE1545-I 生成した内容です。lock_host=host2
KAKE1545-I 生成した内容です。clint_host=host1, host3
KAKE1545-I 生成した内容です。service_group=host1(host1), host3(host3)