4.13.1 機能概要
バッチジョブ実行システムからCOBOLプログラムを呼び出す際,次の2点を設定することによって自動で文字コードを変更できる。
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ジョブ定義XMLファイルのEXEC要素にLANG="COBOL"を指定
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バッチジョブ実行システムの設定ファイルにCOBOL_LANGを設定
オープンシステムでのCOBOLプログラムはシフトJISで動作させるのが一般的である。
ところが,バッチジョブ実行システムをLinux環境で使用する場合,言語種別の設定では環境変数LANG の値にCまたはja_JP.UTF-8を指定する必要があるため,COBOLプログラムを実行する場合,シフトJISに変更する必要がある。このとき,ジョブ定義XMLファイルにはEXEC要素のPGMパラメータにCOBOLプログラムを直接指定できず,次のように文字コードを変更する記述が必要である。
<EXEC PGM="*" LANG="COBOL" > <![CDATA[ ! LANG=ja_JP.SJIS COBOLプログラム ! ]]> </EXEC>
この機能を使用した場合,EXEC要素のPGMパラメータにCOBOLプログラムを直接指定して,COBOLプログラムを任意の文字コードで実行できる。