4.9.3 複数のバッチジョブ実行システムの運用の注意事項
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バッチジョブ実行システムの論理ホスト環境ごとに,設定ファイル/opt/hitachi/bjex/conf/bjex_論理ホスト名.confを作成すること。
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ジョブ識別子はバッチジョブ実行システムの環境ごとに管理する。
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物理ホストのバッチジョブ実行システムで,JP1の論理ホストと連携する場合,JP1_HOSTNAMEパラメータにJP1の論理ホスト名を指定する必要がある。詳細については,「8. 設定ファイル」を参照のこと。
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複数のバッチジョブ実行システムを運用している場合,排他/共用制御および実行中のジョブ情報表示はバッチジョブ実行システムごとに行う。あるバッチジョブ実行システムから別のバッチジョブ実行システムの排他/共用制御および実行中のジョブの情報を参照することはできない。
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同じ物理ホスト上に複数のバッチジョブ実行システムを運用する場合に,共有できないディレクトリがある。詳細については,「4.9.2 論理ホストのバッチジョブ実行システムの環境設定」を参照のこと。
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設定ファイルのLOCK_KEY_IDパラメータおよびMSG_KEY_IDパラメータは,論理ホスト環境ごとに異なる識別情報を指定することが望ましい。
なお,バッチジョブ実行システムの運用全体の注意事項については,「4.11 バッチジョブ実行システムの運用時の注意事項」を参照のこと。