3.18.3 ファイル操作ユティリティの実行方法
ファイル操作ユティリティを実行するためには,バッチジョブ実行システムのジョブ定義XMLファイルのEXEC要素のPGM属性に,使用するユティリティのプログラムを指定する。なお,ファイル操作ユティリティで排他制御は行わないため,排他制御が必要な場合は,バッチジョブ実行システムの設定ファイルのLOCK_OPTIONパラメータを使用すること。
ファイル操作ユティリティが格納されているディレクトリをPATH環境変数にあらかじめ登録すれば,EXEC要素のPGM属性にプログラム名だけを指定してファイル操作ユティリティを実行できる。JOBLIBのDD要素やSTEPLIBのDD要素で,PATH環境変数に登録するディレクトリを追加することもできる。
ファイル操作ユティリティのプログラムの格納場所を次の表に示す。
プログラム名 |
機能概要 |
プログラムの格納場所 |
---|---|---|
bjexu_dummy |
ダミープログラム |
/opt/hitachi/bjex/bin |
bjexu_pcopy |
ファイルの複写(ディレクトリ単位) |
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bjexu_scopy |
ファイルのレコード単位の複写(編集操作を含む) |
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bjexu_ismut |
索引順編成ファイルの作成,削除,索引順編成ファイルと順編成ファイルの複写,変換および併合 |
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bjexu_ismut64 |