3.7.1 ジョブステップの実行制御の各要素の使用規則
IF要素はELSE要素とENDIF要素を組み合わせて使用する。
IF要素からELSE要素までをTHEN節と呼ぶ。また,ELSE要素からENDIF要素までをELSE節と呼ぶ。
ELSE要素は省略できる。ELSE要素を省略した場合,ELSE節はなく,IF要素からENDIF要素までがTHEN節となる。
IF要素のOP属性で指定した条件が真の場合THEN節のステップ群が実行され,偽の場合ELSE節のステップ群が実行される。
IF要素,ELSE要素またはENDIF要素は階層構造で指定できる。また,STEP要素を含まないTHEN節やELSE節があってもよい。IF要素,ELSE要素またはENDIF要素の階層構造を次の図に示す。
JSPEC機能を使用する場合,並列実行するジョブステップ内で使用できない。
IF要素,ELSE要素またはENDIF要素で実行しないと判定されたジョブステップのEXEC要素またはCOND属性にEVENやONLYがあっても処理の対象にならない。また,実行しないジョブステップの直後に指定したSETMAXRC属性も処理されない。