2.4 MQCクライアント機能の障害対策

MQCクライアント機能が障害時に取得する情報について次の表に示します。

なお,次の表に示す障害情報を残しておきたい場合は,必要に応じてコピーしてください。

表2-12 MQCクライアント機能が障害時に取得する情報

取得情報出力情報参照方法
コアファイル(.core)※1内部情報のプロセスなど
APIトレースファイル
(mqc.api.XXX.ZZ※2
API情報などmqcapioutコマンドで取得して参照してください。
JavaコンソールJavaのメソッド情報など
JavaEnvironmentトレースJavaのメソッド情報など
JMSAPIトレースファイル
Cosminexusインストールディレクトリ/CC/server/public/ejb/サーバ名称/logs/connectors/TP1_Message_Queue_Access*.log※3
JMSインタフェースのメソッド情報など
JMSPRFトレースファイル
スプールディレクトリ(prfspool)/utt/prf/PRF識別子/dcopltrc/prf_*)
JMSインタフェースの性能検証用情報Cosminexus Performance Tracerのcprfflushコマンドで取得し,cprfedコマンドで編集して参照してください
システムログファイルTP1/Message Queue - Accessが出力するメッセージ
(凡例)
-:該当しません。
注※1
OSがWindowsの場合,取得できません。
注※2
XXX:プロセスID
ZZ:0~65536
注※3
斜体で示す部分はシステム構成によって値が変わる部分です。また,Windowsの場合,ディレクトリ名の区切りは"/"ではなく"¥"になります。
<この節の構成>
2.4.1 APIトレースファイルの出力形式
2.4.2 JavaEnvironmentトレースファイルの出力形式
2.4.3 JMSAPIトレースファイルの出力形式
2.4.4 JMSPRFトレースファイルの取得形式