MQDISC命令 - キューマネジャからの切り離し

機能

MQDISC命令で,キューマネジャとアプリケーションプログラムとの接続を切り離します。これは,MQCONN命令の反対の命令です。

形式

C言語の場合

MQDISC(PMQHCONN Hconn, PMQLONG CompCode, PMQLONG Reason)

COBOL言語の場合

CALL 'MQDISC' USING HCONN, COMPCODE, REASON.

引数

● Hconn(MQHCONN型) -input/output

コネクションハンドルです。

キューマネジャへの接続を示すハンドルです。MQCONN命令の戻り値を指定してください。命令が成功すると,この引数には次の値が返されます。

MQHC_UNUSABLE_HCONN使用できないコネクションハンドル

● CompCode(MQLONG型) -output

完了コードです。

次のどちらかが返されます。

● Reason(MQLONG型) -output

理由コードです。

CompCode引数がMQCC_OKの場合

理由コード数値意味
MQRC_NONE0理由コードはありません。

CompCode引数がMQCC_FAILEDの場合

理由コード数値意味
MQRC_HCONN_ERROR2018コネクションハンドルが不正です。
MQRC_RESOURCE_PROBLEM2102システム資源が不足しています。
MQRC_STORAGE_NOT_AVAILABLE2071記憶容量が不足しています。
MQRC_UNEXPECTED_ERROR2195予期しないエラーが発生しました。

詳細は,「付録B.2 理由コード」を参照してください。

注意事項

接続下でオブジェクトがオープンされているときにMQDISC命令を発行すると,オブジェクトは,キューマネジャによってクローズされます。このときのクローズオプションはMQCO_NONEです。