3.11 応答キューとキューマネジャ

自分が送信したメッセージに対して,次に示すメッセージを受信することがあります。

MQMD構造体のReplyToQフィールドを使用して,応答メッセージと報告メッセージを受信したいキューの名前を指定します。ReplyToQMgrフィールドには応答キューを保持するキューマネジャの名前を指定してください。

ReplyToQMgrフィールドを空白のまま放置すると,キューマネジャがメッセージ記述子の次に示すフィールドの内容を設定します。

ReplyToQ
ReplyToQがリモートキューのローカル定義の場合,ReplyToQフィールドにはリモートキューの名前が設定されます。それ以外の場合では,このフィールドは設定されません。
ReplyToQMgr
ReplyToQMgrがリモートキューのローカル定義の場合,ReplyToQMgrフィールドにはリモートキューを保持するキューマネジャの名前が設定されます。メッセージが転送失敗後に破棄されない場合には,リモートキューマネジャはデッドレターキューにメッセージを登録します。
注意
キューマネジャがメッセージの転送を何回も再試行するようにmqtalccha定義コマンドで設定できます。メッセージの転送失敗時にメッセージを破棄しない場合には,リモートキューマネジャはメッセージをデッドレターキューに登録できます。