オブジェクトをクローズするには,MQCLOSE命令を使用してください。オブジェクトがキューの場合は,次に示す項目について注意してください。
- クローズする前に一時的動的キューを空にする必要はありません。
一時的動的キューをクローズするとき,キューは格納されているメッセージとともに削除されます。コミット待ちのMQGET命令,MQPUT命令,またはMQPUT1命令がキューにある場合も同じです。
- MQOO_BROWSEオプションを使用してキューをオープンした場合,検索カーソルは削除されます。
クローズは同期点とは無関係です。同期点の前後でキューをクローズできます。
MQCLOSE命令の入力として,次に示す項目を指定してください。
- コネクションハンドル
オープンに使用したのと同じコネクションハンドルを使用してください。
- クローズしたいオブジェクトのハンドル
MQOPEN命令の出力から取得してください。
- OptionsフィールドのMQCO_NONE
永続的動的キューをクローズする場合は除きます。
- 永続的動的キューをクローズする場合にメッセージがまだキューに残っていてもキューを削除するかどうかキューマネジャに指示する制御オプション
MQCLOSE命令の出力を次に示します。
- 完了コード
- 理由コード
- オブジェクトハンドル
MQHO_UNUSABLE_HOBJにリセットされます。