リモートキューは,アプリケーションの接続先以外のキューマネジャによって保持されるキューです。
リモートキューをオープンするには,ローカルキューの場合と同様にMQOPEN命令を使用してください。キューの名前を指定する方法を次に示します。
- MQOD構造体のObjectNameフィールドに,ローカルキューマネジャが認識するリモートキューの名前を指定します。
- 注意
- この場合,ObjectQMgrNameフィールドは空白のままにします。
- MQOD構造体のObjectNameフィールドに,リモートキューマネジャが認識するリモートキューの名前を指定します。ObjectQMgrNameフィールドには,次に示すどちらかを指定します。
- リモートキューマネジャと同じ名前を持つ転送キューの名前。名前の大文字と小文字が正確に一致するよう注意してください。
- あて先キューマネジャまたは転送キューに解決される,キューマネジャの別名。
これによって,キューマネジャにメッセージのあて先,およびあて先に対応する転送キューを示すことになります。
- DefXmitQNameがサポートされる場合は,MQOD構造体のObjectNameフィールドにリモートキューマネジャが認識するリモートキュー名を指定してください。
- 注意
- ObjectQMgrNameフィールドに,リモートキューマネジャの名前を設定する必要があります。空白のままにしないでください。
MQOPEN命令発行時にはローカル名だけが確認されます。使用する転送キューの有無は最後に確認されます。