MQGET命令は，オープンされたローカルキューからメッセージを取り出します。他システムにあるキューからはメッセージを取り出せません。

MQGET命令の入力として，次に示す項目を指定してください。

• コネクションハンドル
• キューハンドル
• キューから取り出したいメッセージのメッセージ記述子（MQMD構造体）
• 制御情報（MQGMO構造体）
• メッセージを保持するために割り当てたバッファ長（MQLONG）
• メッセージを登録するバッファのアドレス

MQGET命令の出力を次に示します。

• 理由コード（MQLONG）
• 完了コード（MQLONG）
• 命令成功時に指定バッファに格納されたメッセージ
• オプション構造体
  メッセージが取り出されたキューの名前が設定されます。
  
• メッセージ記述子
  取り出されたメッセージを記述するフィールドの定数が設定されます。
  
• メッセージ長（MQLONG）

＜この節の構成＞

10.2.1　取り出し時のコネクションハンドルの指定

10.2.2　MQMD構造体によるメッセージの定義とMQGET命令

10.2.3　MQGMO構造体によるオプションの指定

10.2.4　バッファ領域長の指定