OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue プログラム作成の手引
1メッセージを登録したあとでキューを即時にクローズするには,MQPUT1命令を使用してください。例えば,サーバアプリケーションで各キューに応答メッセージを送信する場合などにMQPUT1命令を使用します。
MQPUT1命令は,MQOPEN命令,MQPUT命令,およびMQCLOSE命令の順で命令を発行するのと機能的に同等です。MQPUT命令とMQPUT1命令の違いは,MQPUT命令ではオブジェクトハンドルの指定が必要で,MQPUT1命令ではMQOPEN命令で定義するのと同じオブジェクト記述子の指定が必要ということです。オブジェクト記述子(MQOD構造体)を指定することによって,オープンするキューについての情報をMQPUT1命令に設定します。
MQPUT1命令の入力として,次に示す項目を指定してください。
MQPUT1命令の出力を次に示します。
成功する場合,命令はメッセージ登録オプションとメッセージ記述子にも値を返します。命令はオプションを更新し,メッセージが送信されたキューマネジャとキューの名前が設定されます。登録したメッセージの識別子に対してユニークな値をキューマネジャに生成させたい場合は,2進数の0をMQMD構造体のMsgIdフィールドに指定してください。ユーザに構造体を返す前に,命令は値をMsgIdフィールドに設定します。
MQPUT1命令の入力パラメタについて説明します。
クラスタを使用するとき,MQPUT1命令はMQOO_BIND_NOT_FIXEDが有効であるのと同じように動作します。アプリケーションはMQOD構造体ではなく,MQPMO構造体の解決されたフィールドを使用して,メッセージの送信先を決定します。
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