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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue メッセージ


KFCA31547-W

クラスタ名=aa....aa キューマネジャ名=bb....bb 情報名称=cc....cc 保持期限=dd....dd

aa....aa:クラスタ名(1〜48文字のMQ文字列)

bb....bb:キューマネジャ名(1〜48文字のMQ文字列)

cc....cc:リポジトリ情報の名称(チャネル名またはキュー名)(1〜48文字のMQ文字列)

dd....dd:リポジトリ情報の有効期限(曜日 月 日 時:分:秒 年(西暦))

出力例 Wed Mar 11 11:32:56 2020

次に示す情報の保持期間が切れる期限が表示されます。

  • クラスタキューマネジャ情報

    リモートのキューマネジャに存在するクラスタレシーバチャネル情報

  • クラスタキュー情報

    リモートのキューマネジャに存在するクラスタキュー情報

注※

リポジトリ情報を受信したときからローカルキューマネジャ上で削除されるまでの期間。

この期間は,フルリポジトリキューマネジャから通知された有効期間(最大30日)に60日の猶予期間を加えた合計値です。

(S)処理を続行します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕フルリポジトリキューマネジャと接続するチャネル(クラスタセンダまたはクラスタレシーバ)の障害などの環境不正が発生し,定期的(30日以内)に使用しているリポジトリ情報が更新されていません。

対策をしない場合,リポジトリ情報の保持期間が満了するとリポジトリ情報は使用できなくなり,MQOPEN命令,MQPUT命令,またはMQPUT1命令が失敗します。

リポジトリ情報を更新するために,次に示す対策をしてください。

  • フルリポジトリキューマネジャと通信ができていないおそれがあるため,通信できる状態であることを確認し,クラスタセンダチャネルおよびクラスタレシーバチャネルを接続してください。

  • 90日以上OpenTP1を停止していた場合,クラスタから自キューマネージャが除去されることがあります。mqrremoveコマンドによってクラスタから脱退し,再度クラスタに参加してください。

  • 何らかの原因で障害が発生しているおそれがあります。30日以内に出力されたメッセージの対策を行い,障害原因を取り除いてください。

対策後,リポジトリ情報の更新状況を照会するコマンド(mqrlsコマンドの-uオプション)を入力し,リポジトリ情報の保持期限が更新されたことを確認してください。リポジトリ情報が更新されるとメッセージは出力されなくなります。

対策をしても,定期的にメッセージが出力される場合やリポジトリ情報の保持期限が更新されないで削除されている場合は,マニュアル「TP1/Message Queue 使用の手引」の障害時に取得する情報についての記述を参照して,出力されている資料をすべて採取後,保守員に連絡してください。主に出力される資料を次に示します。

  • メッセージログファイル

  • コンソールメッセージ

  • MQTトレースファイル

  • MQRトレースファイル

また,OpenTP1を長期間停止していた場合,OpenTP1の開始時にメッセージが1度だけ出力されることがあります。この場合,リポジトリ管理サーバ(mqrsup)によってリポジトリ情報が更新されるため対策不要です。必要に応じて,リポジトリ情報の更新状況を照会するコマンド(mqrlsコマンドの-uオプション)を入力し,リポジトリ情報の保持期限が更新されたことを確認してください。