付録B.3　チェックポイントダンプファイルのサイズの見積もり式

TP1/Message QueueはTP1/Server Baseのチェックポイントダンプを取得します。チェックポイントダンプファイルの使用容量を次の表に示します。

表B‒5　チェックポイントダンプファイルの使用容量（TP1/Message Queue）

取得元	チェックポイントダンプファイルの使用容量 （単位：バイト）
TP1/Message Queue	32ビット版の場合： （総MCA数（各mqamqtnam定義コマンドで指定した合計値）＋1）×568＋総バッチメッセージ数（各mqamqtnam定義コマンドの-bオプションの合計値）×8＋32 64ビット版の場合： （総MCA数（各mqamqtnam定義コマンドで指定した合計値）＋1）×576＋総バッチメッセージ数（各mqamqtnam定義コマンドの-bオプションの合計値）×16＋32

MQAサービス定義のmqamqtnam定義コマンドが指定されていない場合，チェックポイントダンプファイルの容量は0になります。

MQCサーバ機能を使用する場合（MQAサービス定義のmqa_mqc_confオペランドにYを指定する場合），上記の見積もり式にTP1/Message Queue Accessが使用するチェックポイントダンプファイルのサイズを加算してください。

TP1/Message Queue Accessのサーバ機能はTP1/Server Baseのチェックポイントダンプを取得します。MQCチェックポイントダンプファイルのサイズの見積もり式を次に示します。

表B‒6　MQCチェックポイントダンプファイルの使用容量（TP1/Message Queue Access）

取得元	MQCチェックポイントダンプファイルの使用容量 （単位：バイト）
TP1/Message Queue Access	32ビット版の場合： 総トランザクション数（mqa_mqc_trnnumオペランド）×352 64ビット版の場合： 総トランザクション数（mqa_mqc_trnnumオペランド）×416

MQAサービス定義のmqa_mqc_confオペランドにYが指定されていない場合，MQCチェックポイントダンプファイルの容量は0になります。

注意事項

これらの計算式は，チェックポイントダンプファイル内でTP1/Message Queue，またはTP1/Message Queue Accessが使用する容量サイズの見積もりを示しています。jnlinitコマンドを実行して実際に作成されるチェックポイントダンプファイルのサイズについては，次の計算式で見積もってください。

（↑（A＋B）／4096↑＋3）×4096

（凡例）

↑↑：小数点以下を切り上げます。

A：TP1/Message Queueのチェックポイントダンプファイル使用容量

B：TP1/Message Queue AccessのMQCチェックポイントダンプファイル使用容量

ページの先頭へ