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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue 使用の手引


付録A.1 共用メモリを見積もる際のΣの計算例および注意事項

共用メモリを見積もる際のΣの計算例,および見積もる際の注意事項について次に示します。

〈この項の構成〉

(1) Σの計算例

MQAサーバ用の静的共用メモリの見積もり式の一部を使用して,Σの計算例を次に示します。

(Σbi=1 ci)+1

システムに存在するMQTデーモン構成定義に指定したMCA数を計算することを示します。

(Σbi=1 ji)×8

システムに存在するMQTデーモン構成定義に設定した総バッチメッセージ数を計算することを示します。

(凡例)

b:mqamqtnam定義コマンドの定義数(MQTデーモン数)

c:該当MQTプロセスのMQTデーモン構成定義(MQAサービス定義)に指定したMCA数

j:mqamqtnam定義コマンドの-bオプション(総バッチメッセージ数)の指定値

(2) 共用メモリを見積もる際の注意事項

共用メモリを見積もる際は,次の点に注意してください。